建物の解体進む 輪島朝市と珠洲の海岸沿いをドローンで撮影
白井伸洋
【動画】能登半島地震の発生からまもなく1年を迎える輪島朝市や珠洲市宝立町=ドローンで白井伸洋、小玉重隆撮影
能登半島地震の発生からまもなく1年を迎えるのを前に、大規模火災にあった石川県輪島市河井町の輪島朝市周辺と、津波被害にあった同県珠洲市宝立町を12月中旬、ドローンで撮影した。
約4万9千平方メートルが焼失した輪島朝市。地震発生から半年後の6月に撮影した時は、焼け焦げた建物の多くが手つかずのまま残っていた。現在は解体が進み、更地が目立つようになった。
地震による津波被害を受けた珠洲市宝立町でも、家屋の解体が進む。地震の発生直後は、津波で流されたとみられる車や木材などが道路を塞ぎ、周囲を歩くと水分を多く含んだ土砂に足を取られた。現在は道路は片付けられ、車で行き来できるようになった。周囲では、目の前の浜に寄せる海の波音と、まだ残る被害家屋を重機が壊していく音が響いていた。
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