教員の働き方は変わるのか 給与めぐる「文科省vs.財務省」の結末

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山本知佳
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 27日に閣議決定された来年度予算案の編成作業では、公立学校教員の給与を巡る文部科学省財務省の論争が注目された。

 なり手不足や長時間労働の解決へ、政府案では、何が決まり、残った課題は何か。

 「80点」。

 阿部俊子文科相は加藤勝信財務相との折衝を終えた24日夕、予算案の評価を記者団に語った。文科省幹部も「及第点」と前向きだった。

 文科省側の満足度が高い理由は何か。

 まず論争の焦点は、「教職調整額」の上げ幅と、その条件だった。

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■一気か、条件付き段階的か…

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    末冨芳
    (日本大学文理学部教授)
    2024年12月29日13時39分 投稿
    【解説】

    【財務省・文科省合意の「学校の働き方改革を強力に進める」方針は、すでに自治体・教育委員会・学校に突き付けられている】財務省が強く求める学校の働き方改革、「検証時期までに結果を出さなければ、増員はこれ以上できないだろう。あとはやるしかない」と

    …続きを読む