森保監督がイメージする「同心円の輪」 競技力だけではないW杯の力
照屋健
「進化」。サッカー日本代表の森保一監督が色紙に書いた2025年の抱負だ。
ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は5勝1分けでC組首位を独走。3月のバーレーン戦で勝てば、8大会連続の本大会出場が決まる。
ただ、掲げるのは世界一。森保監督は言う。
「自分たちが力をつけて、W杯出場権をつかみ取る。W杯で勝つ、世界一になるためにパワーをつけていくということを常に考えていく」
コーチとして参加した2018年のロシア大会、指揮をとって16強で敗退した22年のカタール大会。2大会連続でW杯を経験し、「競技の力だけで勝てる場ではない」と感じたという。
「国の関心事として、スタジ…
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