プーチン氏がアゼルバイジャン大統領に謝罪 旅客機墜落受け電話協議

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 ロシアのプーチン大統領は28日、アゼルバイジャン航空機が墜落した事故をめぐり、同国のアリエフ大統領と電話協議し、「ロシア領空で悲劇的な事件が発生した」と謝罪した。ロシアのミサイルが原因との見方が強まるなか、協議では、事故当時、ロシア軍が防空システムを使用し、軍関係者を捜査していることも明らかにされた。

 ロシア大統領府が発表した。ロシア側が呼びかけた協議では、旅客機が、目的地だったロシア・チェチェン共和国のグロズヌイの空港に何度も着陸を試みたこと、当時、グロズヌイなどにドローン無人機)攻撃があり、ロシアの防空システムで撃退したこと、などについて話したという。

 また、ロシア当局が民間と軍の専門家を取り調べ、アゼルバイジャンの検察職員もグロズヌイに入っていることなどが明らかにされた。

 プーチン氏は、犠牲者の遺族に深い哀悼の意を表し、負傷者の一日も早い回復を祈ったとしている。

 一方、アゼルバイジャン大統…

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    服部倫卓
    (北海道大学教授=ロシア・東欧)
    2024年12月29日13時32分 投稿
    【視点】

    クレムリンのホームページを見ると、確かにプーチン大統領は「謝罪を述べた」とされているが、撃墜したことを認めて謝罪するのではなく、「ロシアの領空で発生した悲劇的な事故に対して謝罪を述べた」とされており、撃墜という具体的な行為に対してというより

    …続きを読む