よろい姿の馬形埴輪 福岡の古墳

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 古墳時代の大和王権に反乱を起こした九州の大豪族「筑紫君磐井(つくしのきみいわい)」の墓とされる岩戸山古墳(福岡県八女市)で出土した埴輪(はにわ)の破片が、よろいを着けた馬形埴輪の一部だったことが分かった。九州歴史資料館(同県小郡市)によると、よろいを着けた馬形埴輪の確認は全国で初めてという。

 馬…

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    今井邦彦
    (朝日新聞記者=歴史、考古学)
    2024年10月17日20時41分 投稿
    【視点】

    古墳ファンとして、非常に注目される発見です。九州の首長はヤマト政権によって朝鮮半島への軍事介入に動員されていましたが、それだけに半島から最新の武器や宝物を入手できる立場にもありました。日本ではほとんど例がない馬の甲冑も、実戦用というより首長

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