同じ悩みを持つ人たちが将来を前向きに考える上でありがたい体験談だ。吃音とうまくつきあうために欠かせないのは、本人による家庭や学校、社会で直面しやすいリスクへの備えであるとともに、家庭や学校、社会が吃音のある人にどのような配慮をすれば吃音のあ
正直、私もこの記事と同じような印象を抱きました。 私が会見を見たのは、ちょうど押し問答になっているシーンで、話がいつまでも進まない様子を見てうんざりして打ち切りました。 これはフジテレビ側に同情する人も出てくるだろうと思ってネットを見れば、
この記事からは、障害をもつ方々に社会や組織がどう開かれているかということの大切さを改めて考えさせられると同時に、「吃音のない人にどう理解してもらえるか考えた」という時元さんのことばが印象に残りました。 コミュニケーションで成り立つ人間社会
フジテレビ問題の論点が、中居正広氏が起こしたトラブルにフジテレビ社員の関与があったか否かについての隠蔽疑惑から、この会社のガバナンスに関する問題にシフトし始めています。代表権のない日枝久氏が会社の人事や経営に絶大な影響を持っている現状が、
トイレの個室内にまで試験監督が立ち入るというのは、どこをどう考えても常軌を逸した対応だ。見知らぬ人に監視されながら排泄行為を行わなければならない情況は、当該受験生の人権を侵害することに他ならず、言語道断である。 とはいえ、大学入学共通テストの試験監督をほぼ毎年務めている立場からすれば、今回のケースは、不適切な対応をした試験監督自身の問題行動という点に加えて、この試験の制度そのものにも原因があると思える。 全国一斉に行われる大学入学共通テストは公平性を担保するために、試験を進行するための文言が一字一句規定されていて、余分な言葉を足さずに機械的に読み上げなければならない。また、突発的に生じた問題に対してはFAQを参考にしなければならず、過去に例がない問題に関してはその場で判断せずに本部の判断を仰がなければならないことになっている。つまり、この共通テストでは、自ら判断することをよしとせず、分厚いマニュアルに沿った対応が徹底的に求められるわけである。 試験に向けては、昨年度からの変更点を中心に監督の業務内容を共通理解するための研修が数時間にかけて行われるのが通例である。こうした研修を通して「自ら判断しない」つまり「機械にならなければならない」という意識は強化される。書かれた文言の通りに振る舞わなければならないというこの無意識的な縛りが、この度の常軌を逸した対応につながった可能性については十分に吟味する必要がある。 この不適切な行動を本人の責めに帰すのは簡単だが、構造的な問題として捉えた上で再発防止に努めることもまた必要ではないだろうか。とりもなおさずそれは公平性の担保に過剰なエネルギーを必要とする現行のやり方を見直すことに他ならないと私は思う。
女性公衆トイレの列が長すぎて行かずに我慢することなんて当たり前すぎて、長い間疑問に思わなかった。でも海外に行くと、たとえばレストランなどに2つのトイレがあったら、それは男女一つずつではなく、一つは男女共用、もう一つが女性専用ということがめず
私も昨日の会見に参加しましたが、フジテレビはプライバシー保護や第三者委員会の調査があるため、回答できる内容が限られることは事前に十分に想定されました。 そしてフジテレビは最初から「吊し上げ会見」を意図していたようにも感じられます。記者たち
吃音のことをきちんと伝えたことがやはり良かったのかなと思いました。 オーストラリアで看護師をしていた時を思い出しました。私は英語がどうしても苦手で話すことに恐怖を覚え、職場ではなるべく話すことから逃げていました。面接は何度も練習したせいか何
私は、身内にがん経験者がいる。そのがんがわかったことをきっかけに、(慌てて)がんはどのような病気なのか、どんな治療をするのか、家族にできることは何かといったことをもっとよく知ろうと努めることになった。それまでにもイメージや知識を正しく持って
事故原因の解明が進んでいる段階で、大統領として極めて無責任な発言だ。もっとも、敢えてトランプと同じ土俵に乗って、「連邦航空局(FAA)に配置されていた人員に何らかの問題があった」という線で議論するならば、FAAのトップが不在であったことこそ