春近し??
今日は穏やかなお天気のせいでしょうか、駐車場に車が多かったです。
と言う事は人も多い!
そして、森の中は少しずつ春の準備中のようです。
冬芽いっぱいコナラ(小楢)の枝にメジロ(目白)、梅畑でシジュウカラ(四十雀)を撮ることが出来ました。
野鳥たちは春が早い、そろそろペア探しを始めるそうです。
それにしても冬鳥の姿を滅多に見かけなくなりました。今年はシロハラ(白腹)の声を未だ聞いていませんし、双子池に鴨たちの姿がありません。気温が暖かいせいなのか、相生山が住みにくくなったのか?
寒くならないと開花スイッチが入らないです、梅は蕾。常緑低木の小道でも、1月初めとは思えない暖かさを感じました。
カマツカ(鎌柄)は紅葉のまま、この姿で冬を越すのでしょうか。
お日様の光を感じながらの散策でした。
ムードは ♪春よ来い♪♪ まだ早いはずだけれど。
by ツッチー
と言う事は人も多い!
そして、森の中は少しずつ春の準備中のようです。
冬芽いっぱいコナラ(小楢)の枝にメジロ(目白)、梅畑でシジュウカラ(四十雀)を撮ることが出来ました。
野鳥たちは春が早い、そろそろペア探しを始めるそうです。
それにしても冬鳥の姿を滅多に見かけなくなりました。今年はシロハラ(白腹)の声を未だ聞いていませんし、双子池に鴨たちの姿がありません。気温が暖かいせいなのか、相生山が住みにくくなったのか?
寒くならないと開花スイッチが入らないです、梅は蕾。常緑低木の小道でも、1月初めとは思えない暖かさを感じました。
カマツカ(鎌柄)は紅葉のまま、この姿で冬を越すのでしょうか。
お日様の光を感じながらの散策でした。
ムードは ♪春よ来い♪♪ まだ早いはずだけれど。
by ツッチー
暖かい寒の入り
昨日 こちら の続きです。今日も丸太搬出仕事。帰りにキノコ獲り。
二十四節気も終盤、今日は小寒。寒の入り。
にもかかわらずナメコ(滑子)が出る。ことしは余程暖かい。
例年だと12月に一度積雪、榾木は冷え固まり、菌は活動を停止するのに。
囲炉裏の炭火で、獲りたてナメコ入りの朴葉味噌。
タンパク質は豆腐と味噌だけでも、贅沢な熱い御馳走。
今夜から明朝にかけて、この辺りは雪になるそうです。
暦に忠実。
by R.60
二十四節気も終盤、今日は小寒。寒の入り。
にもかかわらずナメコ(滑子)が出る。ことしは余程暖かい。
例年だと12月に一度積雪、榾木は冷え固まり、菌は活動を停止するのに。
囲炉裏の炭火で、獲りたてナメコ入りの朴葉味噌。
タンパク質は豆腐と味噌だけでも、贅沢な熱い御馳走。
今夜から明朝にかけて、この辺りは雪になるそうです。
暦に忠実。
by R.60
遅い仕事始め
昨夜が遅かったので山の現場に着いたのは11時。一番奥の峪です。
アカマツ、次にはクリ「救出作戦」と名付けて、真っ暗な人工ヒノキ林に光を入れ始めて「自然林回復」に着手して6年。伐り置きしてあった材を2mに玉切りして、チップ材や薪材として使うため搬出します。
といっても道具はトビ一本の人力任せ。谷の溝沿いに林道まで約200mのルート確保から。小低木や笹や木の根を片付け、道が無い所には丸太を並べてシュラ擬きの搬出用作業道。1時間余りかけて、ひとまず「完成」?
午後は昨年末切っておいた丸太を順に落していきます。晴れて暖かい日中でも谷の底。足元は冷たい。
作業道の中間点まで20本下ろしたところで、日が傾き、風が冷たくなって、きょうはギブアップ。
それでも少しずつ片付きました。何もしなかったら何も変わらない。一人であれこれ考えて終わるのでなく、相棒や仲間がいるから出来る活動。キツイけれど結果が見えることも継続の基になりますね。
帰り道にキノコ栽培エリアに寄ったら、あらナメコが出てる!
明日の楽しみにしましょう。
by R.60
アカマツ、次にはクリ「救出作戦」と名付けて、真っ暗な人工ヒノキ林に光を入れ始めて「自然林回復」に着手して6年。伐り置きしてあった材を2mに玉切りして、チップ材や薪材として使うため搬出します。
といっても道具はトビ一本の人力任せ。谷の溝沿いに林道まで約200mのルート確保から。小低木や笹や木の根を片付け、道が無い所には丸太を並べてシュラ擬きの搬出用作業道。1時間余りかけて、ひとまず「完成」?
午後は昨年末切っておいた丸太を順に落していきます。晴れて暖かい日中でも谷の底。足元は冷たい。
作業道の中間点まで20本下ろしたところで、日が傾き、風が冷たくなって、きょうはギブアップ。
それでも少しずつ片付きました。何もしなかったら何も変わらない。一人であれこれ考えて終わるのでなく、相棒や仲間がいるから出来る活動。キツイけれど結果が見えることも継続の基になりますね。
帰り道にキノコ栽培エリアに寄ったら、あらナメコが出てる!
明日の楽しみにしましょう。
by R.60
自然観察初め
ここ数年はお正月休みが終わる前に、相生山からちょっと遠出。先輩方の観察会に仲間入りして新年をスタートさせています。晴れて暖かい朝、今年は良い年になりそう。上手く撮れた画像と先生や先輩に教えてもらったことの一部も紹介します。
ベニシダ(紅羊歯)登場。「シダは特に交雑種がいっぱい。その種の典型を覚えること」
この区域には東海丘陵要素の生物も見られます。トウカイコモウセンゴケ(東海小毛氈苔)「水が浸み出して崖が黒く見える。こういう所に生育します」昨年の花茎が1本。
山道にゴンズイ(権萃)の果実。幼木の頂芽。「羽状複葉で対生は珍しい」
エゴノキ科のハクウンボク(白雲木)の冬芽、「エゴノキと同様に副芽があります」
オオカメノキ(大亀の木)の葉芽。「冬芽は葉の裏が見えてる。毛が見えたら、葉裏に毛があるということ」
早春に競って花をつけるダンコウバイ(檀香梅)、先生が「ごめんね」とほんの少し千切って、順に匂いを嗅がせててくれました。冬の森に爽やかな香りが漂いました。
「ことしはどうかな?」ウグイスカグラ(鶯神楽)の花2輪。
やっと探し当てたスズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)の蕾と花。恒例の2種の花が揃いました。
後ろから「イカル(斑鳩)、イカルが入ったよ」、コナラ(小楢)林に10羽ほどの群れ。「最近ヒヨドリよりも多いくらい見かける」「斑鳩の里ですね」
他に確認できた鳥類:トビ(鳶),エナガ(柄長),ヤマガラ(山雀),シジュウカラ(四十雀),ヒヨドリ(鵯),メジロ(目白),カケス(鵥)、ソウシチョウ(相思鳥)など、「コゲラ(小啄木鳥)は可愛い!」
メジロの巣が落ちていました。「苔などで作るんですが、こんなものも交じってる」ビニール紐が何本か織り込まれて、「上手く利用してるもんだな」「害にならなければいいけど」
尾根に登り切ったお昼頃には空は雲に覆われて湿気がポツリ。養老山地の奥の伊吹や鈴鹿の雪が付いた山並みも隠れてしまいそう。「春近くに思えたけど、やっぱり冬だね」急坂を速足で下りました。
by R.60
ベニシダ(紅羊歯)登場。「シダは特に交雑種がいっぱい。その種の典型を覚えること」
この区域には東海丘陵要素の生物も見られます。トウカイコモウセンゴケ(東海小毛氈苔)「水が浸み出して崖が黒く見える。こういう所に生育します」昨年の花茎が1本。
山道にゴンズイ(権萃)の果実。幼木の頂芽。「羽状複葉で対生は珍しい」
エゴノキ科のハクウンボク(白雲木)の冬芽、「エゴノキと同様に副芽があります」
オオカメノキ(大亀の木)の葉芽。「冬芽は葉の裏が見えてる。毛が見えたら、葉裏に毛があるということ」
早春に競って花をつけるダンコウバイ(檀香梅)、先生が「ごめんね」とほんの少し千切って、順に匂いを嗅がせててくれました。冬の森に爽やかな香りが漂いました。
「ことしはどうかな?」ウグイスカグラ(鶯神楽)の花2輪。
やっと探し当てたスズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)の蕾と花。恒例の2種の花が揃いました。
後ろから「イカル(斑鳩)、イカルが入ったよ」、コナラ(小楢)林に10羽ほどの群れ。「最近ヒヨドリよりも多いくらい見かける」「斑鳩の里ですね」
他に確認できた鳥類:トビ(鳶),エナガ(柄長),ヤマガラ(山雀),シジュウカラ(四十雀),ヒヨドリ(鵯),メジロ(目白),カケス(鵥)、ソウシチョウ(相思鳥)など、「コゲラ(小啄木鳥)は可愛い!」
メジロの巣が落ちていました。「苔などで作るんですが、こんなものも交じってる」ビニール紐が何本か織り込まれて、「上手く利用してるもんだな」「害にならなければいいけど」
尾根に登り切ったお昼頃には空は雲に覆われて湿気がポツリ。養老山地の奥の伊吹や鈴鹿の雪が付いた山並みも隠れてしまいそう。「春近くに思えたけど、やっぱり冬だね」急坂を速足で下りました。
by R.60
初日2025
ことしも相生山の東方面は快晴。きれいな初日の出が拝めました。
名古屋市の標準時刻は7:00、相生山の東南展望地では7:06
健やかでありますように。
また1年、よろしくお願いいたします。
「相生山の四季を歩く会」からの年賀状は こちら
by アイ
春を迎える冬芽たち
色あせない黄葉が今日も残る相生山です。3出複葉が大きなタカノツメ(鷹の爪)が目立ちます。朝の湿気に甘い匂いも漂っていました。
親木の足もとに幼木の頂芽は緑の芽鱗に守られて冬芽。
小さいと言えどもゴツゴツ逞しい短枝から覗く、これが鷹の爪!
「年越し」超えて「冬越し」する古い葉の元に、ヤマコウバシ(山香ばし)の新芽は細筆の毛先のよう。
陽気な踊り手はヤマウルシ(山漆)の頂芽。密な短毛におおわれて乾燥と低温から来春の成長を保障します。側芽は未だ小さな球状。今年の葉が落ちた跡=葉痕の上縁に待機しています。
もっと毛深いのがヤマハゼ(山櫨)、上のヤマウルシに比べると毛の長さがこんなにも違う。色も赤っぽく光沢が見えます。葉痕の中に見える維管束痕の揃い方は、ヤマウルシの方がより整列してV字型に並んでいる感じです。果実の頃は果皮に毛があるかどうか-ヤマハゼは毛がある―で区別しますが、それは雌株に限ったこと。冬芽の時期が良く分かりますね。
冬芽と言えば。。。ウスノキ(臼の木)は外せませんね。
緑の一年枝、紅い芽鱗、に加えて今は紅葉の葉も残ってよりカラフルです。
「見るものが乏しい」と思われがちな冬の森。落葉樹たちの素の姿、春待つ冬芽は魅力です。
相生山の四季を歩く会は1月12日(日)が歩き初め。詳しくは こちら。
樹木に習って、新しい芽(眼)に希望託して、元気に歩きます。
by アイ
親木の足もとに幼木の頂芽は緑の芽鱗に守られて冬芽。
小さいと言えどもゴツゴツ逞しい短枝から覗く、これが鷹の爪!
「年越し」超えて「冬越し」する古い葉の元に、ヤマコウバシ(山香ばし)の新芽は細筆の毛先のよう。
陽気な踊り手はヤマウルシ(山漆)の頂芽。密な短毛におおわれて乾燥と低温から来春の成長を保障します。側芽は未だ小さな球状。今年の葉が落ちた跡=葉痕の上縁に待機しています。
もっと毛深いのがヤマハゼ(山櫨)、上のヤマウルシに比べると毛の長さがこんなにも違う。色も赤っぽく光沢が見えます。葉痕の中に見える維管束痕の揃い方は、ヤマウルシの方がより整列してV字型に並んでいる感じです。果実の頃は果皮に毛があるかどうか-ヤマハゼは毛がある―で区別しますが、それは雌株に限ったこと。冬芽の時期が良く分かりますね。
冬芽と言えば。。。ウスノキ(臼の木)は外せませんね。
緑の一年枝、紅い芽鱗、に加えて今は紅葉の葉も残ってよりカラフルです。
「見るものが乏しい」と思われがちな冬の森。落葉樹たちの素の姿、春待つ冬芽は魅力です。
相生山の四季を歩く会は1月12日(日)が歩き初め。詳しくは こちら。
樹木に習って、新しい芽(眼)に希望託して、元気に歩きます。
by アイ
思い残しが無いように
大晦日前に、何か忘れ物をしてるような・・・。気になって森の中。
ことし豊年のコバノガマズミ(小葉の莢蒾)の真っ赤な果実がキラキラ。
シャシャンボ(小小坊)も乾燥せずに残っていました。これも気候変化の影響?
夏に発見したゴンズイ(権萃)の高い枝、紅い果皮は見えるものの黒い果実は不明?見届けるのは年越し。
同じく亜高木のカナメモチ(要黐)、雲が流れて背景が青くなるのを待って。
バラ科だから食べれるはずだけど、いつもビッシリ。果肉が薄く硬い実を野鳥たちは敬遠するのだろうか?
そうそう、アズキナシ(小豆梨)を訪ねなくっちゃ。こちら
すっかり葉は落ちて、小豆型の果実が幾つか。よく観ると梨のような斑点があって、これが命名の由来らしい?
クチナシ(山梔子)の果実は口無し。
未だ誰か忘れているような・・・・??
10月以降何かと忙しくしていて、ドングリの時期を見逃していたですね。でももう、コナラの堅果は積もった落葉の下に埋れてしまった。
いろいろ忘れ物があるから、つぎつぎ疑問も湧いてくるから、来る年も森の中を歩く楽しみが続きますね。
by アイ
ことし豊年のコバノガマズミ(小葉の莢蒾)の真っ赤な果実がキラキラ。
シャシャンボ(小小坊)も乾燥せずに残っていました。これも気候変化の影響?
夏に発見したゴンズイ(権萃)の高い枝、紅い果皮は見えるものの黒い果実は不明?見届けるのは年越し。
同じく亜高木のカナメモチ(要黐)、雲が流れて背景が青くなるのを待って。
バラ科だから食べれるはずだけど、いつもビッシリ。果肉が薄く硬い実を野鳥たちは敬遠するのだろうか?
そうそう、アズキナシ(小豆梨)を訪ねなくっちゃ。こちら
すっかり葉は落ちて、小豆型の果実が幾つか。よく観ると梨のような斑点があって、これが命名の由来らしい?
クチナシ(山梔子)の果実は口無し。
未だ誰か忘れているような・・・・??
10月以降何かと忙しくしていて、ドングリの時期を見逃していたですね。でももう、コナラの堅果は積もった落葉の下に埋れてしまった。
いろいろ忘れ物があるから、つぎつぎ疑問も湧いてくるから、来る年も森の中を歩く楽しみが続きますね。
by アイ
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