シドニー空港(キングスフォード・スミス空港)から
エアポートリンクという電車に乗って
ホテルのあるシティへ向かいます。
ガイドブックに載っていたお得に使えるというOpalカードを50AUドル分購入。
Suicaと同じように、読み取り機にタッチするだけの便利なカードで、
電車やフェリー、バス、ライトレールといった公共交通機関で使えます。
一日の運賃上限が決まっていて、沢山乗るとお得になるようです。
しかし今回、私はあまりその恩恵にあずかれませんでした(;'∀')
帰りの空港行きの電車で、わずか2ドルほど残額が足りず
空港の駅の窓口でチャージをお願いしたら
そこでのチャージは20ドル以上じゃないとだめとのこと。
たった2ドル足りないだけなんですけど。。
20ドルチャージしたらカードに18ドルも残ってしまいます。
仕方なく、Opalカードではなく、別途チケットを買って対応しました。
(チケット購入にOpalカードは使えませんでした。)
ちなみに、タッチ決済方式のクレジットカードであれば
Opalカードと同じように使用できるようです。
今度行く時は、タッチ決済のクレジットカードにしようと思いました。
さて、エアポートリンクのホームに来ました。
電車は7~8分おきにあって、便利です。
電車のホームは明るくて治安は良さそう。
ホームの壁に、エアポートリンクの路線図がありました
わかりやすくていいですねー。
電車は2階建て。
車内も新しい感じで綺麗でした。
Wynyard駅で降り、ホテルへ向かいます。
地下道を通って、ジョージ・ストリート(George St)へ出ると
もうホテルが見えています。
ホテルまで道一本で、歩いて3分ほど。
(いや、3分もかからなかったかも)
駅のホームからホテルまでほとんど段差は無く
スーツケースを持っていても移動が楽で助かりました。
今回宿泊したのは、フラトン・ホテル・シドニー Fullerton Hotel Sydney
2019年まではウェスティンホテルだった所です。
19世紀に中央郵便局として建てられた
歴史的な建物がホテルの一部になっています。
重厚な感じでカッコいいですね。
建物の正面中央には大きな時計塔があって、
背後に見える高層ビルに客室があります。
建物の三方には、こんな雰囲気の良いアーケードも。
ホテルには入り口が4カ所ありました。
こちらは、マーティンプレイスに面した中央の入り口。
入口上部には、19世紀英国のヴィクトリア女王が鎮座なさっています。
白い大理石に赤い絨毯の華麗な階段。
この素敵な階段は、使用禁止のようです。
(しかし、後で参加したヘリテージ・ツアーで通ることができました)
ホテルのロビーは、この階段の奥に位置しています。
こちらは、ピットストリート(Pitt St)に面したメインの入り口。
車寄せもある大きなエントランスです。
メインの入り口の横に、古い小さな入り口があります。
まるで個人の邸宅の入り口のような、ひっそり感。
白黒の大理石の床や、階段の手すりが素敵でした。
そして4つ目の入り口は、ジョージ・ストリートに面した側にあります。
中に入って、振り返ったところを撮っています。
こちらも歴史を感じる落ち着いた雰囲気の入り口ですね。
これら4つの入り口は全て、吹き抜けのロビーに通じていました。
ホテルは、19世紀の古い建築部分と、新しいビルをつないでできています。
この写真だと、左側が古い部分、右側が新しい部分です。
かつて中庭だった部分には、ガラスの天井が付けられていて
明るい吹き抜けになっています。
吹き抜けの1階はロビーで、バーやラウンジのテラス席があり、
2階の突き出た部分にはレストランの客席の一部がありました。
地下はレストラン街だったそうですが、
現在は営業していなくて、降りられないようになっていました。
ロビーにはイギリス風の赤いポストが二つ設置されていて、
中央郵便局としての由緒を語っているかのようです。
この後は、ホテルの建物を見学できるヘリテージ・ツアーに参加します。