フランスでしたかった100のこと No.33 パリで一番おいしいフォーのお店をみつける
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50歳のときに「残りの人生でしたいこと」に「フランス人とフランス語でジョークを言って笑う」と書いてから10年ちょい。語学力なし、コネなしから始まったフランスへの旅でしたかったこと、できるようになったこと。記録写真とともに100個マラソンしています。
写真はnoteのフォトマガジンとリンクしています
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フランスは美食の街と言われているけれど、パリの外食は意外とキツイ。高いし、続くと飽きてしまう。そんな時の救世主がフォー。
もともとベトナムはフランスの植民地だったので、パリにはベトナム料理屋さんがたくさんある。
大好きなフォーを食べ歩いて、結局一番気に入っているのは、ここPHO14。
パレロワイヤルから少し入ったところ。
よく行列ができていて、昼は結構混む。
いろんな意見があるけれど、私はここのが好き。
日本で食べるフォーと一番違うのは、パリのフォーは写真のように別プレートでどっさりと生のもやし、バジル、ミント、パクチーみたいなハーブ類と、玉ねぎ、レモン、生の唐辛子などがついてくること。
私はパリのフォーのお店で、もやしって生で食べてもこんなにおいしいんだ! と初めて知った。
上記の写真で一人前。
このつけあわせがPHO14が一番豪快なので、ついここに行ってしまう。
スープも上品でくせがなくておいしいよ。
2人で食べたら付け合わせも増える。
でも1人でもちゃんと多い。
おいしい。
このPHOに数字をつけたお店はパリ中に何店舗かあって、店によってメニューも味も違うので、私は一周して上記の14へ。
この写真はBellvilleにあるPHO168。
この数字がどういうルールでついているのか不明。
14よりついてくるもやしやハーブの量が少なく、スープの味も違う。
外食が高いパリで、PHOは10ユーロから12ユーロぐらいで食べられる(正確には食べられた。どんどん値上がりしている)ので、ふらりと立ち寄るのにとても助かります。
この写真は、お気に入りの「オニヴァ」という、パリを案内するYou tubeチャンネルで、ガイド役の中村じゅんじさんとカメラマンのコウさんが紹介していたベトナム料理のお店。
ストラスブールサンドニ方面に歩いたところのTintinの辛いフォー。
いつも混んでいて、この日もいっぱい。
ひとりだったので、入口の角の小さなテーブルに座って、でもおいしくいただいた。
フランス料理って辛いものがほとんどないので、こういうフォーを食べるか、韓国料理屋さんで辛いスープを頼んだり。
んー、でも基本的にはフォーは辛くない方が好きかも。
ラーメンを食べるより、お腹に優しく、はずれが少ない。
以前、パリ駐在妻という人が書いたブログで、
「よく観光客がPHO14とか行くけど、あれ食べて喜んでる人がいるけど信じられない。ほんとのフォーはここよ。パリにはもっとおいしいフォーがあるんだから」という記事を読んで出かけたパリの中華街のお店のPHO。
紹介された2軒のうち、1軒は閉まっていたのでKokという店に入った。
これで小サイズ。
量がどでかく、味はなんというか、ワイルドというか強烈というか。
きっと本場の味はこっちなのかもしれないけど、私はPHO14で信じられないと言われたままでいいや、と思い帰ってきました。
中華街だとね、プラスドイタリーにもっと近い「Comme au Vietam」というお店のほうが私は好きです。
パリではフォーのほかに、ボブンという混ぜそばのようなメニューも定番で
でもこのボブンは本場のベトナムにはないのだとか。
いわゆる、日式中華みたいな感じでパリに根付いているのかもしれまへん。
ということで、いろいろ回ってあれこれ食べて
でも結局PHO14に戻る。
パリでいきつけのレストランって聞かれたら、きっとここを答えてしまう。
庶民ですみません。