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Mac用Final Cut ProのDelay Designerでフィルタのカットオフを編集する
Mac用Final Cut ProのDelay Designerのタップディスプレイでタップを編集するに説明されている方法は、グラフィカルに編集できるパラメータの大部分で使用できますが、「Cutoff」パラメータと「Pan」パラメータの動作が若干異なります。
「Cutoff」表示で、各タップは2つのパラメータ(ハイパスフィルタとローパスフィルタのカットオフ周波数)を示しています。フィルタカットオフ値は、特定のカットオフ周波数ライン(上の線がローパス、下の線がハイパス)をドラッグすることで、別々に調整できます。また、両方のカットオフ周波数の中間でドラッグすることで、両方を調整できます。
ハイパスフィルタのカットオフ周波数値がローパスフィルタのカットオフ周波数値より低い場合、表示される線は1本だけです。この線は、両フィルタを通過する周波数帯域を表しています(つまり両フィルタはバンドパスフィルタとして機能します)。この設定の場合、2つのフィルタは直列に機能します。つまり、タップはまず最初のフィルタを通過し、続いて次のフィルタを通過します。
ハイパスフィルタのカットオフ周波数値がローパスフィルタのカットオフ周波数値より高い場合、フィルタの動作は直列から並列に移行します。つまり、タップは両方のフィルタを同時に通過します。この場合、2つのカットオフ周波数の間の幅が遮断される周波数帯域となります(つまり、両フィルタはバンド遮断フィルタの役割を果たします)。
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