「一瞬の油断が…」窓から転落、4歳児を亡くした親 自らを責め続け

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松本千聖
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 中部地方に住む女性(54)は、2012年6月、自宅での転落事故で次男の光(ひかり)さん(当時4)を亡くした。「子どもを死なせてしまった親として生きることは本当につらい。一瞬の油断が取り返しのつかないことになってしまった」と語る。

 ウルトラマンが大好きだった光さんは当時、保育園の年中児。周りの子に比べて体格がよく、やんちゃ盛りだった。4人家族にとって「扇の要のような」存在だった。

 女性によると、事故は夕食後、自宅2階の寝室で家族でくつろいでいた時に起きた。寝室には、床から70センチ、奥行き30センチほどの出窓がついていた。光さんは出窓部分によじ登り、そこから布団に飛び降りる遊びに夢中になっていた。

 女性がふと目を離し、夫から…

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この記事を書いた人
松本千聖
くらし報道部
専門・関心分野
がん、子どもや女性の健康、子育て
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