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　ベネズエラ戦の第4クオーターの最初から、4ファウルのマコ（比江島慎）をコートに送ったのは勝負手だった。途中、マコが味方の守備を助けるためにブロックに跳んだ。ファウルと判定されても不思議じゃないプレー。もし5ファウルで退場になっていたら、その後の爆発的な得点はなかった。改めて土俵際の逆転勝利だったと思う。

　マコの3点シュートなどで日本が追い上げたことで、ベネズエラは守備陣形を変えた。フルコートで圧力をかけてきたが、激しさが足りず、間延びしたスペースを河村が突くなどして日本は得点につなげた。中1日での試合だった日本に対し、ベネズエラは連戦。日本の逆襲をはね返せる体力は残っていなかった。

　マコとは宇都宮でコーチと選…