新屋島水族館のベルグ、34歳誕生日 国内6頭のアメリカマナティー

内海日和
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 【香川】新屋島水族館(高松市屋島東町)で飼育されているアメリカマナティーのオス「ベルグ」が15日、34歳の誕生日を迎えた。

 ベルグは1989年にドイツの動物園で生まれ、2歳の時に飛行機で新屋島水族館にやってきた。普段はサツマイモやレタスなどの野菜を食べているが、この日は「34」のプレートをつけた野菜ケーキをプレゼントされた。

 アメリカマナティーは絶滅危惧種に認定されている。国内では6頭しか飼育されておらず、新屋島水族館にベルグとメスのニールの2頭、沖縄美ら海水族館に4頭がそれぞれ飼育されている。平均寿命は70歳くらいという。

 飼育を担当する三浦宏祐さん(26)は「ベルグはのんびりした性格で寝ていることも多い。どんどん年齢を重ねて、これからも長生きしてほしい」と話した。

 普段はベルグが野菜を食べる様子を土日祝に各日1回公開しているが、17日までは午前10時半と午後1時の2回、野菜ケーキを食べる様子が見られる。

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