「自民ふざけるな」 立憲・野田元首相、政治改革の審議で現場を志願

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小木雄太 松井望美
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 裏金事件を機に連休明けに本格化する政治資金規正法改正での各党協議で、当事者の自民党の消極姿勢が際立つ。4月末の衆院3補選で勝った立憲民主党は攻勢を強め、政治改革に思い入れのある野田佳彦・元首相を審議の現場に送り込む。

 「(6月下旬までの国会)会期中に成案を得るなら、ものすごいスピードで自民党が提案してくるのが当たり前だ」。4月26日に始まった衆院政治改革特別委員会の後、立憲の笠浩史・野党筆頭理事は語気を強めた。

 政治資金規正法改正を扱う衆院特別委の設置は、与野党で4月2日に合意。しかし「野党が求めるから早く設けた」(自民担当者)という姿勢で、自民案の提示は遅れた。総裁の岸田文雄首相や茂木敏充幹事長が裏金事件の幕引きを急ぎ、党内処分を優先した。

野田氏が自ら志願「30年前の抜け穴を埋める責任がある」

 自民は当初、独自案は公にし…

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    大川千寿
    (神奈川大学法学部教授)
    2024年5月7日18時17分 投稿
    【視点】

    裏金問題についてこれだけ国民の怒りが充満し、十分な対処が求められている状況であり、公明党もこれまでの自民党の対応に批判的であった中で、政治資金規正法改正案について、まさか自公の多数で押し切るということはないだろうと思われますが、30年前の政

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2024年5月7日10時37分 投稿
    【視点】

    裏金事件を起こした自民党は、政治資金規正法の改正案でまず公明党と合意しようとしています。参院で過半数を確保する自公連立の枠組みで、厳しい改正案を掲げる野党と交渉する足場を固めようとしており、この数の力は侮れません。  しかしこの件は、政府の

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