11月の米大統領選に向け、民主党の指名候補のハリス副大統領(59)に伴走する副大統領候補は、全米での知名度がそれほど高くなかった中西部ミネソタ州のティム・ウォルズ知事(60)に決まった。ハリス氏はなぜ、ウォルズ氏を選んだのか。ウォルズ氏は、どのような人物なのか。
6日夜、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの集会会場に、ハリス氏とウォルズ氏が並んで入場し、笑顔で聴衆に手を振りながら壇上に上がった。
ハリス氏はまず、ウォルズ氏をこう紹介した。
「彼は(中西部)ネブラスカ州の田舎の中流家庭が生んだ、誇り高い産物(人物)です」
ウォルズ氏は陸軍州兵、高校の社会科教師、アメリカンフットボールのコーチを長く務めた後、下院議員を経て、知事となった。ウォルズ氏の妻グウェンさんもミネソタ州出身の教師。ウォルズ氏は知事として銃入手時の身元調査を拡大しながら自身も銃を所有する。米国の有権者に親近感をもたれやすい要素が多い。
ハリス氏の紹介方法から読み…
- 【解説】
さてここでパックンのワンポイント英会話だ! 今回のパックンワードはweird(変わっている)だ。ワルツ氏は演説でトランプ大統領候補やバンス副大統領候補をweird(変)だねと、あっさり表現したらこの単語が一気にバズった。今や民主党の政治家
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