トランプ氏、ハリス氏への個人攻撃を正当化 異例の記者会見で反論

有料記事トランプ再来

ワシントン=高野遼 合田禄
[PR]

 米大統領選に向け、共和党トランプ前大統領(78)が15日、2週連続となる記者会見を開いた。メディアへの露出を増やす狙いがあり、ハリス副大統領(59)への執拗(しつよう)な個人攻撃が目立つ。直近の世論調査ではハリス氏への強い追い風が示されており、それに対する焦りもにじむ。

 トランプ氏は15日夕、ニュージャージー州の自らのゴルフ場に記者を招き、会見を開いた。冒頭、40分以上にわたって持論を展開。ハリス氏を「バイデン(大統領)は過激な左派ではなかったが、彼女は本物だ」などと何度も攻撃した。

 ハリス氏への個人攻撃について問われたトランプ氏は「私には彼女を個人攻撃する権利がある」と反論。「彼女の知性をあまり尊敬していないし、ひどい大統領になると思う」とも語った。

 自らが刑事訴追されたことや…

この記事は有料記事です。残り812文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【初トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
高野遼
アメリカ総局
専門・関心分野
国際ニュース
合田禄
アメリカ総局|科学・米国政治担当
専門・関心分野
科学、医療、気候変動、宇宙開発
  • commentatorHeader
    鈴木一人
    (東京大学大学院教授・地経学研究所長)
    2024年8月18日5時1分 投稿
    【視点】

    バイデンの撤退によって、トランプ陣営が焦っていることは確かだが、トランプのハリスに対する個人攻撃が激しい、というのは今に始まったことではない。ヘイリーはトランプのやり方を批判しているが、それはハリスが突如として候補に挙がってきて、戦略を見定

    …続きを読む
トランプ再来

トランプ再来

米大統領選で共和党のドナルド・トランプ前大統領が返り咲きました。国際社会はどこに向かっていくのか。最新ニュースはこちらから[もっと見る]