合唱王国福島で「まさか」の最高賞 集中力で挑む郡山大槻中の15人

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斎藤徹
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 第76回全日本合唱コンクール東北支部大会(全日本合唱連盟東北支部、朝日新聞社など主催)が、20日から仙台市泉区のイズミティ21で開かれる。21日の中学校部門に福島県代表として出場する郡山市立大槻中は、県大会で最優秀の「大賞」に輝いた。15人の女声合唱団は「悔いなく全力を出し切りたい」と練習に励んでいる。

 8月に郡山市で開かれた県合唱コンクール。大槻中合唱部は、表彰式で3度にわたり名前を呼ばれた。1回目は中学校部門での金賞、2回目は同部門で最優秀の県教育長賞、そして3回目は、全部門を通じ最も優れた団体に贈られる大賞だ。

 部長の吉田悠華さん(3年)は「金賞と言われてめちゃくちゃ驚いたのに、その後2回も名前を呼ばれて……。夢みたいでした」と振り返る。

 実は、大会前に部員が新型コロナに感染し、15人全員そろったのは本番2日前。目標を「銀賞の最下位に滑り込んで東北大会に進む」と定め、集中して練習を積んできた。

 県大会の舞台で演奏したのは…

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この記事を書いた人
斎藤徹
郡山支局長
専門・関心分野
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