社協が担う「日常生活自立支援事業」とは? 成年後見制度との違いは

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山田史比古
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 福祉サービスを利用するための手続きや、日常的な金銭管理などに不安がある人をサポートする事業を、全国の社会福祉協議会(社協)が実施しています。頼れる身寄りがいない一人暮らしの高齢者も多く利用しているといいます。利用の条件は。どんな支援を受けられるのでしょうか。詳しく解説します。

 事業の名称は「日常生活自立支援事業」で、全国の市町村に1817ある社協すべてで受け付ける体制になっているという。

 「ちょっとわからないときに相談したい。少し不安なので一緒にやってほしい。そんな場合に、お手伝いする事業です」

 全国社会福祉協議会(全社協)で、この事業を担当する水谷詩帆さんは、そう説明する。

対象は

 対象となるのは、高齢者や…

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この記事を書いた人
山田史比古
くらし報道部|社会保障・福祉担当
専門・関心分野
社会保障・福祉、住まい、身寄り問題、相続