箱根駅伝に東大選手がエントリー 29歳の院生、古川の研究テーマは

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酒瀬川亮介
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 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走箱根駅伝)で、東京大のランナー2人が走るかもしれない。

 オープン参加の関東学生連合チーム16人のうち2人が選ばれた。12月29日に発表された区間エントリーでは秋吉拓真(3年)が8区に起用された。29歳の古川大晃(博士4年)は補員となったが、当日のメンバー変更で走る可能性は十分にある。

 連合チームに選ばれるのは1校1人のみ。しかし、予選会では東大と、東大大学院は別のチームとして参加していたため、予選会個人60位の古川と同77位の秋吉が連合チームに入った。

 秋吉は兵庫・六甲学院高出身。高校時代は、2023年の箱根駅伝予選会で日本人トップになった報徳学園高の前田和摩(現・東京農業大)らと競ったこともある。

 力がついてきた要因のひとつには、東大の長距離コーチに近藤秀一が就いたことが大きい。近藤は東大選手として2019年にやはり箱根で連合チームの1区を走り、卒業後は実業団のGMOアスリーツに入ってトップレベルの練習を経験した。「本格的に、自分のレベルにあわせて練習メニューをつくってくれた」と秋吉。現在は5000メートル、1万メートルの東大記録をもつまでに成長した。

 古川は熊本・八代高から熊本大を経て、九州大大学院から東大大学院に進んだ。

 研究テーマは、ひとことで言…

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