「民主主義を踏みにじった」 韓国各地で抗議、強まる大統領退陣論

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ソウル=太田成美
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 韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が3日夜に「非常戒厳」を宣布したことを受け、尹氏の退陣を求める声が国内で高まっている。非常戒厳は6時間で解除に追い込まれたが、「民主主義を踏みにじった」(韓国紙)との批判は強い。5日も各地で抗議の声が上がった。

 「権力を市民の手に取り戻そう!」。5日夕、ソウル市中心部の広場にろうそくとプラカードを手にした市民らが集まった。弾劾(だんがい)を求める声とともに、大統領の権力の大きさを危惧する声も目立った。デモは各地の街頭や国会前で連日、開かれている。

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この記事を書いた人
太田成美
ソウル支局
専門・関心分野
朝鮮半島情勢、日韓関係、ジェンダー
韓国「非常戒厳」

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