川崎の山田新が見せた「マグマ」 コーチが褒めた得点量産後の姿勢

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加藤秀彬
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 サッカーJ1川崎フロンターレのFW山田新(しん)は今季、リーグ19得点で日本選手トップタイの3位に入った。昨季は4得点。プロ2年目の飛躍の背景には、底知れぬ向上心があった。

 最終節のアビスパ福岡戦の終了間際、人目もはばからずに泣いた。

 大台の20得点にあと1ゴールに迫っていた中で、先発した。だが、強引なシュートも目立ち、決定機では決められなかった。後半の追加時間に途中交代。チームは3―1の勝利目前だったが、戻ったベンチで、あふれる涙を止められなかった。

 涙の理由はこうだ。

 「(戸田)光(みつ)(洋)さんの素晴らしさを証明したかった。悔しいです」

 山田の特長は、豊富な得点パ…

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この記事を書いた人
加藤秀彬
スポーツ部
専門・関心分野
陸上、サッカー、海外スポーツ