クリスマスから年越しへ 世界のごちそうに共通する「再生」への思い

有料記事今さら聞けない世界

友田雄大
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 クリスマスから年越しへ。年末進行も最終盤に入りました。クリスマスにはチキンやケーキを食べて、大みそかにはおそばを食べる――。日本では一般的な年の瀬です。そもそもクリスマスや年越しを祝うごちそうは、国によってどんな違いがあるのでしょうか。世界各国の食文化を取材してきた、ジャーナリストの森枝卓士さんに聞きました。

 ――各地では年越しにどんなものを食べるのでしょうか。

 紀文食品のHPでリポートをまとめたことがあるのですが、アジアではやはり日本に近いものがあります。ミャンマーの山岳部や中国南部の雲南省では、紅白のお餅を見たことがあります。これは日本と同じように、紅白を縁起の良いものととらえているから。お赤飯みたいなものもあり、ハレの日の食になっている。中国では地域によってギョーザのようなものを食べる習慣もあります。

 おせち料理は「よろこぶ(昆…

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この記事を書いた人
友田雄大
国際報道部
専門・関心分野
経済、国際情勢