【そもそも解説】尹氏に拘束令状 韓国の歴代大統領、事件なぜ多い?

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藤原伸雄
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 韓国(かんこく)の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が出した「非常戒厳(かいげん)」をめぐり、尹氏を内乱や職権乱用(らんよう)の疑いで捜査している合同捜査本部は31日、ソウル西部地裁が拘束令状(こうそくれいじょう)を発付(はっぷ)したと明らかにしました。現職大統領に対する拘束令状発布は憲政(けんせい)史上初めてです。合同捜査本部は「今後の日程は現時点では決まっていない」としています。

 歴史を振り返ると、韓国の大統領経験者は過去に計4人が逮捕されています。逮捕(たいほ)以外にも、亡命、暗殺、自殺という末路をたどった大統領経験者もいます。なぜ韓国の歴代大統領による事件や不祥事が多いのか、解説します。

 Q 韓国で大統領経験者が逮捕された例は?

 A これまで4人の大統領経験者が逮捕されている。尹氏が逮捕されたら、5人目となるが、現職としては初めてのケースとなる。

 全斗煥(チョンドゥファン)…

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この記事を書いた人
藤原伸雄
国際報道部
専門・関心分野
国際社会問題、貧困、難民、紛争
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