歴史の証人、法隆寺古材も国宝へ 「部材も信仰の対象」、火災の教訓も 金堂の3284点

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 世界最古の木造建造物、奈良・法隆寺の金堂(飛鳥時代、国宝)の古材が、国宝に追加指定される見通しとなった。昭和の修理で再使用されなかった部材や戦後の火災で焼損した天井板など、その数3284点。指定の陰には、捨てずに保管した寺の特別な思いと、膨大な数を丹念に調べた研究者らの努力があった。

 金堂や五…

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