折々のことば:3236 鷲田清一

有料記事折々のことば

[PR]

 言葉果つるところに言葉が生まれるということの不思議さ、それが歌じゃないかなと思う。

 (鶴見和子)

    ◇

 比較社会学者は、脳出血で昏睡(こんすい)状態に陥った後、意識を取り戻す過程で、その心象風景が、かつてなじんだ短歌となって続々と現れ出てきたと言う。言葉の果てまで行ってしまったのに、「言…

この記事は有料記事です。残り66文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【初トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載折々のことば

この連載の一覧を見る