(序破急)孫文が神戸で訴えたこと 国際社説担当・村上太輝夫

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 孫文はその生涯で神戸を18回訪れた。

 清朝を倒す革命運動を主導し、中華民国の臨時大総統に就いた孫文はその後、混乱を経て国内再統一を狙っていた1924年11月下旬、船で上海から長崎を経由、神戸に来た。28日、神戸高等女学校講堂の演壇に立つ。歴史に残る「大アジア主義講演」である。これが最後の訪問とな…

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