与党?野党?国民民主党への投票者を分析すると…朝日世論調査
寺本大蔵
今回の衆院選で躍進し、与野党双方から秋波を送られている国民民主党。衆院選比例区で、「旬」まっただ中にあるこの党に投票した人について、朝日新聞社が11月2、3日に実施した全国世論調査(電話)で分析しました。
今回の衆院選の比例区投票先を尋ねると、国民民主は9%と自民党20%、立憲民主党15%に次いで3位。4位が公明党で5%、5位がれいわ新選組で4%でした。
国民民主に投票したと回答した人の特徴をみていきます。石破茂内閣を支持するかについて質問すると、「支持する」17%(全体34%)、「支持しない」70%(全体47%)とだいぶ差がつきました。石破内閣を支持しない最も多い理由は「政策の面」24%(全体14%)、「自民党中心の内閣」20%(全体17%)と続きました。国民民主は、所得税の課税ラインを年収103万円から引き上げる「年収の壁」対策や、ガソリン税の軽減などの政策を掲げています。
今回の衆院選で与党の自民…