農暦閏九月初四。快晴。新聞の訃報で(正確にはチョートク先生の顔本で)赤瀬川原平さん逝去と知る。周末に原平さんの本を読んだのは虫の知らせか、未読の書籍並ぶ本棚から出かける前に偶然に一冊手にしたのが、それだつたとは。昔、何かでお手紙を差し上げご丁寧に返信と、知己のカメラ雑誌の編集者の方から『金属人類学入門』をば私宛に名前も入つた自署本いたゞいた。朝日の訃報が詳しいが遉がに「櫻画報」については記述なし*1。朝日が赤い、と当時では揶揄で済んだが今では誤報だ偏向だ、と夕陽の如し。「朝日は赤くなければ朝日ではないのだ。ホワイト色の朝日なんてあるべきではない。せめて桜色に」は今つく/\「その通り」と思ふ。昨夕から咳が出てゐたが今日は午後から酷い。医者に往く時間もなく帰宅途中に掛り付C医師の診療所に飛び込んだが晩8時までは数年前迄で今は7時半終ひ、で已に休診時間。帰宅して軽く夕食の後に早寝決め込む。
▼昨日、民主化運動社中予定した「廣場公投」は今後の運動の方向性につき道路占拠する同志らに意向投票させるものだつたが内容がわかり難く投票開始朝七時だかの予定が未明まで関係者で協議続き結局「お流れ」決定。さすがにそろ/\「さて、だうする」が不明朗に。戦術はやはり「引き際」が大事。
- 作者: 赤瀬川原平
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1985/10
- メディア: 文庫
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