ふたたび、海の向こうへ
2013.04.09 Tuesday 10:55
しばらくあわただしく過ごしている間に、こちらのブログの統括が変わったようで、リンクを辿ってもブログが消えてなくなっている、という事態に。
よくよく調べたら、ブログ移転の手続きをしなくてはならなったようです。今回、やっと復活。よかった、前に書いたものが消えてしまわなくて。
さて、「旅」をテーマに立ち上げたこのブログ。あちこちの旅の記録を書きとめようと思いつつ、日々に流されているうちに東日本大震災があり。あれからしばらくは、「海外に出るなんてことはもう、たぶん一生ない」と思いながら暮らしていました。
被災地の傷跡はまだ何一つ癒えてはいないけれど、自分自身は少しづつ、また自分らしく日々を重ねる時間の流れの中に戻ってきたような気がします。
最後の投稿であった、フランス留学のあと、ストラスブール、ヘルシンキ、パリ、ミラノなどを旅しました。最近は、パリにアパートを借りて長期滞在するということもできるようになってきました。
そして2013年の春からは、ちょっと思うところあり、息子の留学をきっかけに、私自身も渡米して4ヶ月ほどアメリカで暮らすことを決意しました。
自分自身の仕事への思いもあります。
「居場所を変える」ことで 、15年ほど続けてきた今の仕事の中身や、スタイルを
一度見直してみたい。
ある種の「リセット」をかけないと、この先の10年が先細りする、という危機感や
何よりも、そろそろ「女手ひとつで育てるために稼がねば」という仕事スタイルから
卒業したいという気持ちもあります。
自分の人生に落とし前をつける、という意味では、なんかこのままではイカンのではないか、という思いが日に日に膨らんでいたのは確かだったのです。
一度見直してみたい。
ある種の「リセット」をかけないと、この先の10年が先細りする、という危機感や
何よりも、そろそろ「女手ひとつで育てるために稼がねば」という仕事スタイルから
卒業したいという気持ちもあります。
自分の人生に落とし前をつける、という意味では、なんかこのままではイカンのではないか、という思いが日に日に膨らんでいたのは確かだったのです。
そんなところに、子どもの留学が決まり。
ホストファミリーが最初の数ヶ月不在のため、留学時期をずらすか、一人で滞在か。。。
という選択肢を迫られた折に、であればそれに便乗して、人生の中でやり残してしまった
「英語が十分に話せない」「若いころ海外に留学したかったのに」
という2つのことを叶えさせてもらっちゃおうかな、というのも本音。
子どもの留学手続きとともに、私自身の留学の手続きも、無事終えたところです。
というわけで、このブログのタイトルも一時的に
Paris-Texas
に変えさせていただきました。
もうひとつの故郷(と勝手に決めている)パリと、新しいスタート地点になるかもしれないテキサスの間で、いろいろ経験したこと、思うことを書き留めていきたいと思います。
仕事とは関係なく、ちゃんと「書く」ということを、ここ数ヶ月は自分に課して、残り時間が少なくなっていく人生のひとこまひとこまを、丁寧に体験していきたいと思います。
ということで、初心演説(!笑)でありました。
しばらく勝手に書き続けます。どうぞよろしくお願いいたします。