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hanamizuki 202107

 嶋南の「麺工房華みずき」を7か月ぶりに訪問。本当はすぐ近くの韓国料理店を狙ったのだけど、そこは開店時刻が12時でまだ開いていなかったので、こっちでいいかと。
 味噌ラーメンがおいしい店だけれども、この季節ならやはり“冷やし”だろうな。

 冷しラーメンの大盛り、750+100円。
 見た目がきれいだなというのが第一印象。
 そして、どのような魚種なのかはわからないけれども、魚の出汁風味がちょっぴり和風なおいしいスープ。このやさしさをもう少し引き締めようと、ブラックペッパーのほかにラー油を垂らしてみました。うん、おいしい。かけ過ぎは禁物だろうけど。
 パツパツとした感じの低加水の固茹で麺も秀逸で、麺量もしっかり。
 豊富で充実したトッピング陣。チャーシューは豚と鶏の2種で、ワカメは生なのかもしれずふわふわとした食感。

 つまるところ、冷やしラーメンはこうじゃなくっちゃということがほぼすべて網羅された1杯。料金以上の充実感がありました。

teishokuya ohsho 202108

 およそ1年ぶりに、天童市貫津の王将ビジネスホテル内にある「定食屋王将」へ。
 ここの魅力は、思いつくままに挙げれば、味がいい上にボリュームがしっかりしていること、納豆か生卵のどちらかが無料で付けられること、フロア担当女性の「いらっしゃいませー」がすごくいいこと、ほとんどいつでも開いていること、などなど。

 今回は焼肉定食900円にしてみました。
 生姜の香りがあり味付けがしっかりしていて、厚みのある豚肉を使用したメインディッシュはもちろんおいしい。それによく味の染みた大根とがんもどきの煮物とたっぷりのポテサラという、グレード感の高い小鉢が2品付いています。これにサービスの納豆。

 今回改めて気がついたけど、一人用のお櫃にたっぷりのごはんがとてもおいしい。ビジネスホテルとはいえ、県内有数の温泉地のホテルが供するごはんはさすがです。
 ここは何を食べてもおいしいし、いつも満たされます。

tsukasatei 202108

 3年8か月ぶり4回目となる、寒河江市本楯のR112沿いにある「定食屋つかさ亭」へ。
 とんかつよりもチキンカツ、メニューには甘酢だれやタルタルの南蛮なども並んでいますが、この日はとんかつソースでいきたい気分だったので、チキンカツ定食830円をチョイスしました。

 さすが揚げ物得意の定食屋だけあって、衣がサクサクとしていい歯応え。ごはんは大盛りサービスで、自分の腹にすればこれで9.5分ぐらいまで満たされます。
 きちんとレモンやカラシが付き、オレンジも添えられています。ほかにフレンチドレッシングのキャベツとスパゲティ。

 満足、納得。寒河江市内では「大盛り食堂わいわい亭」とともに双璧をなしている、いい定食屋です。

kandon akngok 202108

 冷麺が食べたくて、未訪の店舗を2軒巡ってみたけれど、1軒目は駐車場が満杯、2軒目は定休日でいずれも不発。こうなったら無休のあそこだな。
 ということで、2か月ぶりに「韓丼山形あかねヶ丘店」に赴き、夏季だけ提供の、本気のビビン冷麺790円を。

 これ、おいしい。酸っぱ辛いタレがとてもよく、これを家庭でつくってもなかなかこうはいかないだろうと思う。
 どんぶりの底のほうに角氷が4~5個潜んでいて、きりりと冷えてびにゅーんと伸びる冷麺特有の食感が楽しめます。
 京都発祥の店らしく、トッピングには緑色の九条ネギ。ほかにスライスした生大根、キャベツの千切り、茹で卵。これらをくにくにとかき混ぜてタレと混然一体にして食べれば、この暑い季節にはたまりません。

 ええんちゃう、これ。
 開店した当時の食券システムや急造店員の客あしらいはひどいものだったけど、その後2年近く経って客数も落ち着き店員の質も上がって、なかなかいい感じになってきたようです。

kawashimaya 202108

 暑い日になったある日の昼食は、2年6か月ぶりに十日町の「河島屋食堂」を訪って、冷やし物を食べよう。

 冷やしワンタン麺の大盛り、850+150円。
 浅茹での中華麺がおいしいのに加えて、大ぶりで存在感たっぷりの肉詰めワンタンが6~7個。100円プラスでこのような充実したワンタンが加わるのであれば、絶対にワンタン入りを選んだほうが正解でしょう。このワンタンがあれば、自分の場合大盛りは不要だったかもしれません。

 一方、スープのほうは少々残念。ダシもかえしもはっきりしたところがなく、ラーメンを食べる楽しさは半減です。あれぇ、熱いラーメンはきちんとおいしかったのになぁ。

 今回、黒板メニューにランチ800円があるのを発見。次回はこれかな。

koushiki ymgt 202108

 つれあいが1泊2日の人間ドックで不在なので、夕方に外飲みに出かける。
 散歩がてら歩いて、半年ぶりに桜田西の「台湾料理紅四季山形店」に赴いて、選べる生ビール(中)セット980円を注文。

 生ビール(中)に合わせて、18種類の料理から2品を選べるというもので、今回もまた油淋鶏と酢豚をチョイス。18種をコスパと好みの面から検討すると、いつもこの2品になってしまう。(笑)
 セット注文者は炒飯が300円だというのでそれも。これらがずらりと並ぶととても壮観です。

 炒飯には彩りのためなのか刻んだニンジンが入っていたりしてどうかと思わせますが、半チャンどころかたっぷり一人前の量になっていて、料理とともに食べれば極めて満腹に。
 これでわずかの1,280円とはオドロキですが、夜になってからこんなに食べてはイケマセン。

minami4bancho 202108

 用向きが10時過ぎに終わり、5か月ぶりの「山形南四番町食堂(まいどおおきに食堂)」でブランチ。
 納豆定食290円にイカフライ、切り干し大根、生卵を加えて、631円。
 納豆、生卵、味付け海苔が並べば、この時間の食べ物としてこれ以上はないと言ってもいいぐらい。「大」でも同料金のごはんがたちまち減っていきます。
 これに、この店のお気に入りメニューになっているイカフライ。ここのソースにはハチミツが入っているのか甘口でおいしく、それがイカフライにマッチしています。あとはニッポンの食卓には欠かせない切り干し大根。

 緑茶で締めてゴチソウサマでした。

fufu 202108

 中野の「お好み焼き家ふうふぅ」を初訪問。
 お好み焼きはビールとともに食べるものであって、アルコール抜きの昼食にはそぐわないと考えている偏屈者なので、なかなか行く機会に恵まれませんでしたが、夏季に数量限定の冷麺を提供していると知って、このたび初めて入店してみました。

 ふうふぅの幻の逸品だという、盛岡冷麺の大盛り、858+110円。
 見た目もゴージャスだし、きりりと冷たいし、麺のツルっとした食感と喉越しがたまらないし、麺量もしっかりあって食べ応えがあるしで、まったくもって申し分なし。
 スープは不思議なとろみを湛えた独特のもの。赤い冷麺だれは別皿になっているので、これをスープに少しずつ加えて味変を楽しめるのもいい。カクテキも牛肉もうまい。

 専門はお好み焼きの店だけれども、ここにもとてもおいしい冷麺がありました。夏だけです!

sutadon nishiBP 202108

 夏バテしないようにニンニクガッツンのメシを食べるとしたらどこがいいだろうかと考え、あかねケ丘の「伝説のすた丼屋山形西バイパス店」を選んでみました。1年1か月ぶりです。

 ここではすた丼を食べることが多いので、今回は丼ではなく定食にして、すたみな焼き定食640円。
 すた丼の10円増しで、生卵がカットされてキャベツが付き、それに自社ブランドのニンニク系ドレッシングをかけて食べるというもの。
 おそらく丼と同量の豚バラ肉は、ご飯とは別に盛り付けるとたいした量でないことがあからさまになってしまいます。でも味付けがしょっぱいし、キャベツにはドレッシングをドカ掛けしたので、飯量はもう少しあってもいいぐらい。ま、この程度でとどめておくほうがいいとも言える。
 強烈なニンニク風味とはっきりした味で、この盛夏の時期に食べるにはとてもふさわしいのですが、食後には息の臭いが気になり、強めの塩分にやられて喉が渇くという事態がやってくるのでした。

 気になったけど、唐揚げが8~9個付いて790円だという「すたみな唐揚げ定食」って、どうなのだろうな。

toranosuke 202108

 1年8か月ぶりに、桧町の「麺屋虎之助」へ。
 しっかり冷房が効いていて、これなら熱いラーメンでもおいしくイケルのではないかとも思ったけれど、ここの冷やし系が未食になっているので、冷たいラーメンの大盛り800+100円を注文。太・細から選べる麺は細麺にて。
 あ、そうだ、平日はライスがサービスになるのだった。半分にしてもらってそれも。

 大きくて広口のどんぶりで、どどんと登場。見た目もいいなぁ。脂身のあるチャーシューを短冊切りにしているところがグッド。ほかに細切りのキュウリ、トマト、メンマ、かまぼこ、煮卵、ワカメ、ネギに胡麻。スープの味もよし。

 どんぶりからチャーシュー、メンマの一部と煮卵をライスに移し載せ、醤油をたらりと垂らして、キュウリ漬とともにパクパク。
 このぐらい食べれば十分に満たされました。

katsura kitamachi 202108

 ちょうど2年ぶりに、桧町の「そば処かつら北町分店」へ。
 冷やし物がほしい夏休みの時期ということもあるのだろうけれども、開店時刻前には行列ができ、入店して注文の品を待ち始めた頃にはもう満席になりました。すごい人気だな。

 券売機の左上ボタンに設定されている、ここならコレという、そばランチセット980円。
 かつては平日限定だったように記憶していますが、今は土日祝も提供しているようです。
 肉そばの温または冷、ザルそばからひとつ選んだものに小柱かき揚げ丼が付くというもの。

 選んだ肉そば(冷)は、器こそ大きく見えないけれども、ある程度の深さがあってきちんと一人前(なのかな?) それに、揚げたてで香ばしい香りを放つ、小柱かき揚げが粋なミニ丼。ゲソ天ではなく帆立の小柱というのがちょっとリッチでいいじゃないか。

 千円でお釣りがくる価格と、大人の男性の多くがちょうどよく満たされるほどのボリューム感が、ともにスバラシイ。
 ま、これなら流行るはずだわな。

sushikan ymgtminami 202108

 9月頃まで有効のGoToEatのクーポンが残っているので、この日はどこかに食べに行かないかとつれあいから誘われたので、喜んで同行することに。寿司が大好きなつれあいが寿司屋を選んだのは概ね予想どおりのことだ。
 若宮の「うまい鮨勘山形南支店」。かっぱ、くら、はま、スシローなどよりは幾分かアッパーグレードな位置付けで、我が家の場合であれば少し奮発して……というときに使う店になっています。ここへの入店は2年ちょっとぶりぐらいになるのかな。

 中とろ+活〆真鯛+うにいくら軍艦の特選3貫616円(写真)からスタートして、とろサーモン&えんがわ、真あじ、金目鯛、なめろう軍艦、天然赤海老、ねぎとろ軍艦、びんちょうまぐろ、真いかの全9皿。
 ネタが大きめなのはいいけれども、かつてと比べればこの店もずいぶんシャリの部分が少なくママゴト寿司のようになっている。本来、寿司とは一貫がもっと大きかったはずではなかったか。

 二人で食べて、5,555円だったとのこと。
 かっぱ、くら……などで一人で食べるときは概ね千円ちょっとぐらいで済んでいるので、その倍ぐらいはしている。ところがつれあいは、たくさん食べてもこの程度の値段かと、御大層なことをのたまう。つまりは、期限が到来しそうなクーポンはまだ余っているということらしい。
 ふーん、そうですか。よろしければいつでも使い切りにご相伴しますですよ。(笑)

yamaokaya nishida 202108

 お盆に入って、独立系の店では盆休業のところもあるだろうからと、確実なところを狙って、2年7か月ぶりに「山岡家山形西田店」へ。

 この夏の期間限定メニューの、ピリ辛よだれ豚風まぜそばの中盛り、850+130円。これにJAF優待の煮卵を添えて。
 香味ラー油と山椒のシビれる辛さの中にも旨みのある特製ダレでやみつきになる新感覚まぜそばデアルとのこと。

 この特製ダレがおいしい。ということは、全体がうまいということでもある。
 細切りキュウリや白髪ネギを褥にして短冊切りの豚チャーシューがたっぷり載せられ、その上から濃厚な特製ダレ。そして褥の脇には揚げタマネギ。これらをえいやっ!とかき混ぜて食べ始めます。
 その下に潜んでいる山岡家自慢の特製太麺がやたらとごっつい。中盛りでもかなり多く、普通盛りでもよかったかなと少しだけ後悔することになりました。
 味わいを深めるために卓上の擂り生ニンニクを小スプーンに2杯落として食べたところ、さらにおいしくなりました。ただ、食後に強いニンニク臭が残り、身の置き場に困りました。
 それと、山岡家らしく塩辛さが極致で、舌がひりひりするほど。だからお冷やもおいしい。

 ああ、んまかったな。山岡家の期間限定商品も、今後は要チェックやな。

hanamaru hinokicho 202108

 1年5か月ぶりに、「はなまるうどん山形桧町店」へ。
 いつぞやはここでかけ(中)とカレーライス(小)を食べたところ、量が多過ぎてまいったことを覚えています。
 なので今回は、かけ(小)とカレーライス(小)の小小コンビにコロッケを付けてみました。240+290+130=660円。

 カレーライスは、うどんとセットで注文すると100円引きになってお得。そして「小」でもけっこうなボリュームがあり、この組み合わせで十分に空腹が満たされます。
 前回は「家庭的な味がする」とブログに書いて好意的な評価をしていましたが、今回の場合はルーが熱くなく、野菜類も少しヘタっていて、残念ながら期待したほどではありませんでした。

 うどんのほうは、たっぷりの天かすと七味唐辛子でカスタマイズ。

 うどん屋での食事はあるけれども、カレーライスをメインに据えて攻めてみたので、今回は「カレー」のほうにカテゴライズしておくことにします。

katsumi ymgtminami 202108

 1年8か月ぶりに、「とんかつかつMI山形南館店」へ。
 ここでは過去に何度か食べているけれども、今回食べるから揚げカレーは初めて。
 この日はお盆でかつ平日ではなかったので、759円だろうと思って注文したところ、ランチタイムが有効で、682円でごはんの大盛りがサービスでした。今回は、大盛りは自重して。

 大きな平皿で登場。味噌汁付きです。
 カレーは、業務用っぽいけれどもスパイス風味が強い欧風仕立てで、前日に食べたうどんチェーン店のカレーよりも数段おいしい。このカレーをもっとたっぷりと味わいたいのですが、惜しむらくはルー量が少なめ。
 鶏唐揚げは、子供のげんこつのような大きいものが4個。揚げがよく、表面の衣はサクサク。多少ウェッティな感じがするけれども、パソパサのものよりかはずっといい。
 唐揚げがボリューミーなので、大盛りでなくとも十分に満足できました。

yamaichi 202108

 1年3か月ぶりに芳野の「食堂山一(やまいち食堂)」へ。
 ここならこれが一番の人気メニューであろう、五目やきそばの大盛りを、店発行のクーポン使用で、750+150-100円。このクーポン、9年前に5枚綴りのものをもらったのだけど、いまだに使えるのがすごい。

 大盛りにすると、直径30cm近くはあろうと思われる大きな平皿に盛り付けられて登場。Ummm……ステキだなあ、大好きな五目焼きそばがたんまりと食べられて、シアワセです。中華料理の五目餡って、麺にかけても飯にかけてもおいしい。
 麺の「焼き」がもう少し強めだったなら、ますます自分の好みにドストライクになるのですが、この質と量を800円で賞味できるのであれば、何も支障はありません。満足してゴチソウサマ。

shinkarou kmnym 202108

 上山市内の別の店を狙ってみたところ、盆休暇が長引いているようで休み。それではと、押さえに考えていた二日町の「中国料理新華楼」を、5か月ぶりに訪問しました。

 ラーメンセット750円。台湾系中華料理店でよく見かける、ラーメン6種と飯物6種からそれぞれ1品ずつを組み合わせて注文できる、アレです。今回は味噌ラーメンと中華飯にしました。

 おろおろ歩くような寒さの夏になっているので、熱い味噌ラーメンも苦にせず食べることができます。赤味噌が強めでややしょっぱい感じがしますが、豚挽き肉で味が調えられ、野菜のほかにチャーシューもメンマもしっかり入った立派なもの。太いストレート麺がオリジナル感を醸し出しています。

 ラーメンのあとに食べてもまだ餡が熱々の中華丼も、とても美味。一般的な具材に加えてブロッコリー、レンコン、チンゲン菜などが入っていて、むき海老、うずら卵も。ご飯が少量ですが、それにしても餡が余るほどたくさんかかっていて、うれしい限りです。

 ここも台湾系と思われますが、県内各地にある類似の多店舗と比べると清潔感が高く、音楽もソフィスティケイト系で、自分としては好きな店になっています。
 台湾系中華店は、豊富なメニューを低価格でおいしくしっかりと食べられるので、もっと利用してもいいかもしれません。

yuzuka 202108

 東原町の「雪月花(ゆづか)」を初訪問しました。かつて「松福亭」が入っていた建物で、今年4月に営業を始めた店です。
 メニューは、ご飯みそ汁おかわり自由の各種定食が850円均一で、ご飯付きお代わり自由の麺類が850円均一といったラインナップ。はじめにカウンターで注文し、番号を呼ばれたらトレイに載った品物を取りに行き、ご飯と味噌汁は自分でよそうというシステムです。

 ミックスフライ定食850円。
 下ぶくれで深みのある大きな陶製どんぶりにたっぷりよそったご飯は、実際に食べてみると想像以上に多く、これは盛り過ぎだったなと深く反省。乾燥ワカメを自分でお椀に入れてつくる味噌汁は2杯いただきました。
 メインディッシュは、揚げたて熱々のアジフライ、白身魚フライ、鶏の唐揚げ。自家製と思われるタルタルソースが山と盛られて、それをつけながらサクサクと食べ進めます。格別感のあるフライというわけではありませんが、不満なく食べることができます。
 ソース類やドレッシングはカウンターでかけてくるシステムなので、それぞれ途中でもう少しかけたいなと思ったけれども面倒なので省略。このあたりは改良の余地がありそうです。

 いずれにしても、ごはんのよそい方によって誰もが満腹になれること間違いなしなので、山形大学の腹ペコ学生たちにとっては救世主的な店かもしれません。
 まだ浸透度合いが低いのか、たまたまなのか、開店直後の客は自分一人でした。

harappa 202108

 JR上山駅前、菓子店舗を改修して今年5月にオープンしたそばカフェ「harappa(はらっぱ)」を初訪問しました。きれいで明るく、木質調のカウンターやテーブルがステキな店です。11~14時はそばタイム。

 とりわけ興味をそそられた、バジルそば950円をチョイス。ほかには定番のもりそば、肉そばなどがあります。
 そのバジルそば。
 「特製の海老だしを効かせたバジルのつけダレで新感覚♪ 具だくさんのトッピングとの相性も◎♪ 途中でレモンを入れて味変が楽しめるのもポイントです!」とのことで、当方のインプレッションもそのままでした。

 蕎麦の上に、レモンのほかアボカド、プチトマト、軽く上げた海老2、カイワレ、オムレツがトッピング。彩りがよく、映(ば)えますねぇ。
 平皿だし、タレは爽やかだし、見た目はきれいだしということで、中華そばから派生した冷やし中華の蕎麦版といった感じ。いや、冷やし中華よりもインパクトは大きい気がするな。
 バジルのつけダレが確かにおいしく、蕎麦との味わいのマッチングとしては違和感はありません。しかし、この緑色のつけダレに蕎麦湯を投入して最後を締めるという点には少し驚かされました。

 想定を上回るおいしさと楽しさ。グッジョブです!

kugetsu 202108

城北町の、「寿ゞ喜そば屋支店」が入っていた店をリニューアルして今年7月にオープンした「ごはん処紅月(くげつ)」を初訪問。駅前の「居酒屋紅月」が始めた店のようです。

 カレーライス700円。
 各種定食・丼が大盛り無料サービスということなので、「少しだけ多めに」とお願いしてみました。
 おお、十分なごはんの量。そしてルーがたーっぷり。千切りキャベツとポテサラ、オレンジが付いています。

 カレーは、ダシスープに豚バラ肉とタマネギを投入し、カレー粉と少しの小麦粉を入れてつくりましたというような、いわゆる大衆食堂や蕎麦屋のカレー。ぽってりとした食感と若干の塩味があり、うまいのなんの。
 よく考えてみると実はオレ、こういうカレーを求めていたのだということに気がつく。スパイシーでも具だくさんでもなく、格別辛いわけでもないけれども、こういうもったりとしたルーをたっぷりとごはんにまとわせて、腹が膨れるまで食べるのが、カレーを食べる醍醐味だったのだよなぁと。

 こういう地味だけれども実力満点のカレーを出す店は少なくなっています。知っているところでは、いずれももう店を閉めてしまいましたが、「お食事の店みかわ」(三川町)や「中華食堂一幸」(酒田市広栄町)のカレーはこういうものでした。(過去記事に掲載中)
 そんなカレーをたべたいならあそこに行けばよいという店を知らなかっただけに、今回の発見は極めて貴重です。
 ほかにもいろいろなメニューや、週替わりの定食もあるので、また行こうと思います。

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