2023.02.01
らー麺Do・Ni・Boの朝らー全部のせ(山形市)
朝出発の小旅行の際、朝ラーメンをやっている南原の「らー麺Do・Ni・Bo」を2年1か月ぶりに4訪して、朝らー全部のせ860円を食べました。
こってりにしてもらって。朝らーのレギュラー540円に、チャーシュー2、ワンタン2、煮卵が加わったもの。320円プラスはややエクスペンシヴですが、このぐらいいろいろなものがのってこの価格なら標準的。むしろレギュラーが安いのでしょう。
スープの取り方が粗いというか、やや雑味を感じるところがありますが、全体の味わいとしてはいいと思う。量的に格別多いわけではなく、朝の一杯にちょうどいいような感じでした。
2023.02.02
舞木ドライブインの焼肉定食(福島県郡山市)
2泊3日の日程で福島県いわき市に行ってきました。その際に地元のいくつかの人気店を食べ歩いてきましたので、“山形モノ”ではありませんが、このブログにも書き残しておくことにします。
まずは、いわき市へと向かう途中、郡山の阿武隈山系のとある道路沿いにある「舞木(もうぎ)ドライブイン」に入ってみました。「孤独のグルメSeason9」の第9話に登場した店です。
五郎さんは番組で、「焼肉定食」を注文。アルミ皿に乗った甘辛タレがからんだ豚バラ肉のパンチある味に思わず満足そうに頷きます。さらに、入店時に常連客が注文したのを見て気にしていた「和風オイル焼肉定食」の単品も追加していました。
番組からはボリューム感が伝わってきましたが、五郎さんが2品をぺろりと食べていたので問題はないだろうと思っていました。ところが……。
焼肉定食1,100円。
すんげぇライスの量。1合以上は間違いなくあり、わが家であれば軽く2食強分。これはきついなと思いつつ食べ始めましたが、焼肉のタレがかなり濃い味なので、どんどんごはんが進みます。サイドのキャベツやポテトサラダ、さらには白菜漬もやたらと多い。(苦)
白眉は味噌汁。豚肉の入った豚汁で、浅茹でのしゃっきり野菜がたっぷりのものがかけ蕎麦用の大きなどんぶりで登場し、まるで沖縄の味噌汁定食のそれのようでした。
素晴らしいドライブインであり大衆食堂で、近くにあったら通うこと間違いなしの店。店の特徴をよく知っている地元のお客さんの多くが、50円引きの半ライスにしてもらって食べていました。
この日の朝は朝ラーメンを食べ、昼はこれで大きなダメージを喰い、ホテルの夕食バイキングに至ってグロッキー状態になりました。(笑)
2023.02.03
ブレイク平本店のミックスグリルサンド(福島県いわき市)
いわき駅にほど近い飲食店街の一角にある「ブレイク平本店」で、名物のミックスグリルサンド990円を食べました。同行者と二人でこれ1品と、各自ドリンクを注文し、2,002円也。
二人で1品にとどめたのは、こうすれば昨日から4食連続で過食になっている胃腸を休めることができるだろうと考えてのことでしたが、結果はその意図に反する形で展開しました。
運ばれてきたのは、ハムサンドとトマトサンドが各2個ずつでしたが、使っている食パンはおそらく4枚切りでかなり分厚く、中身もぎっしりで、その一つをつまんだだけでもずっしりとした重みがあります。自宅では日常の朝食として8枚切り1枚をトーストして食べていることを考えれば、一人当たりその4倍のパンを1食で食べていることになり、かなりヘビーです。
我々はなんとか食べ切りましたが、隣席の中年カップルは早々に一部持ち帰りを決め、店員にそうする旨を伝えていました。それが正解だったかもしれません。
ところで福島って、大量提供店が多いように思うのですが、どうでしょうか。前日の「舞木ドライブイン」もそうだったし、かつて会津若松の「十文字屋」で食べたソースかつ丼も半端ない大量でした。
2023.02.04
ますや本店台新店の「伝」(福島県郡山市)
いわき滞在から戻る途中、郡山で昼食。「郡山ブラック」といわれるラーメンを食べました。市の西部の台新というところにある「ますや本店台新店」にて。
なお、「郡山ブラック」とは、醤油の色が濃く黒いけれども見た目よりもずっとまろやかな味の、福島県中通りに古くから根付いているラーメンです。
明治時代に郡山駅前で創業した「ますや食堂」の醤油ラーメンが元祖とされ、その味が市内のラーメン店へと広がったものだとのこと。その元祖だった「ますや食堂」は閉店しましたが、その後店名は親族によって受け継がれ、ますや分店(今は閉業)、ますや本店が開店。郡山市のパンフレットには5店が紹介されています。郡山は、人口当たりのラーメン店舗数が全国トップクラスの激戦区なのだそうです。
「ますや本店」は一度暖簾を降したものの、末裔の現主人が2002年に再開店。
「伝(でん)」750円。昭和20年頃からつくられ始めた、これぞ「ますや本店」と言われる真っ黒な醤油スープ仕立てで、当時からのキレのある醤油と奥深い味を実現させたものとなっています。
4種類から選べる麺は、「伝」の場合は中麺がいいということなのでその麺にして、チャーシューはミックスの、いわゆる「おまかせ」で。
いやこれ、おいしい。スープはしょっぱからずコク深く、3枚のチャーシューはドンブリの表面をすべて覆うほどで、ビジュアルにもホレボレ。麺量も少なくないし、価格もそこそこだし、地元っ子が通いたくなるのがよくわかりました。
2023.02.05
アリスの海のハンバーグカレー(天童市)
天童駅ターミナルビル「パルテ」の2階にある「アリスの海」を8年4か月ぶりに再訪してみました。
時は経っても店の佇まいは変わらず、店前のショーケースにはかつてのデパート屋上レストランのように、パスタ、ピザ、グラタン、ドリアなどの洋食系のほかにラーメン、うどん、丼物まで並んでいて、何でもどんとこい!の店です。初訪時に食べた豪華スパゲティセットが980円から1,100円になっていたのは時の流れで致し方ないところでしょう。
ごはんものが食べたかったので、ハンバーグカレー950円をセレクト。大きなワンプレートでどーんと登場です。
見た目が華やかで、様々なものがバランスよく配列されています。どれも味わいはそこそこですが、いずれも偏差値55は行っていて、国立大学も滑り込みセーフといったアッパーミドルのレベルです。これにスープかドリンクが付けばそのうちの難関学部でもクリアできるかもしれません。(なんのこっちゃ)
そこそこボリュームもあり、満足のいく食事となりました。
2023.02.07
ラーメン処おいわけの赤ねぎラーメン(上山市)
上山市弁天の「ラーメン処おいわけ」を丸11年ぶりに再訪しました。
それは、赤ねぎラーメンが食べたいため。11月中旬からの冬季間限定で提供していて、内陸山形界隈で赤ねぎのラーメンが食べられるのはこの店のほかにはないのではないかと思います。
なお県内では、庄内の平田地区(現酒田市)が赤ねぎの産地となっていて、同地区の「ふれあい茶屋つたや」や日帰り温泉施設「アイアイひらた」の併設レストラン「食事処南麓」でも食べられたものですが、今はどうなのかな。
赤ねぎラーメンの大盛り800+100円に、赤いかげそ天200円を添えて。
赤ねぎの彩りがそそり、焦げの入った焼きねぎにもホレボレ。スープの色は濃いめですが、塩辛さが抑えられていて、ダシが強すぎないのでかぐわしい醤油香がぐっと引き立ちます。麺はちょっぴり茹でが強いでしょうか。全体として、素朴ないい味わいです。
げそ天は、大きいものが3本。柔らかいけれども脚が細くて衣が厚く、格別美味だとは思いませんでした。たくあん付き。
水・木・金の週3日定休とハードルが高く、ここ何度か振られていた店でしたが、赤ねぎラーメンをようやくにして食べられて、よかったです。
2023.02.08
伊藤商店山形中野店の白の中華そば(山形市)
中野の街道沿いで今年1月にオープンしたばかりの「伊藤商店山形中野店」を初訪問しました。
仙台の雲の上カンパニーという会社の運営する店で、現在宮城・山形・福島・栃木で13店舗を展開しているようです。
仙台朝ラーの先駆者的な店で、飯豊山系の伏流水を使い、厳選材料と熟練の技でつくったという多加水麺と、鶏ガラ・豚ガラ・魚介類を濁らせず丁寧にゆっくりと炊き上げたスープが特徴であるとのこと。この店の場合、厨房とフロアを3人の女性で切り盛りしていました。
ラーメンには金・白・黒があり、初めての今回は、背脂入りのこってりスープだという白の中華そばの大盛り、800+100円をチョイスしました。
プリッとした感じの麺がおいしく、白醤油仕立てなのか色が薄く塩の味わいも感じるスープ。ほんのりと胡麻油の香りがします。背脂がいい仕事をしており、つれあいが注文した背脂の入らないあっさりタイプの「金」とは大きく異なる深いコクが加わります。そして、刻んだ生タマネギがその濃厚さをうまくやわらげているといったつくりです。
うん、おいしい。しかし一方、トッピングの具材の量にややコストカットの形跡が感じられるのと、大盛りにしてもさほど量が増えないことあたりがウィークポイントになるかもしれません。
いずれ自慢の朝ラー500円も食べてみないと。金と黒、油そばにも好奇心が惹かれます。
2023.02.09
寿司割烹さがえ紀の代のランチ大盛(寒河江市)
方言CMでかつてこの地域を風靡した、寒河江市落衣前の「寿司割烹さがえ紀の代」で、寿司ランチをしてきました。ここは、寒河江勤務時代の2017年、市の有力者との懇親会と、市内のドリンクテーリングのイベントとで2度入店した記憶があり、今回はそれ以来となる3回目。ランチタイムの利用は初めてです。
今年1月、誕生日を迎えたつれあいに好物の寿司を食べさせてあげようと訪れたところ、なぜか臨時休業していて空振り。今日はそのときの借りを返しに行ったというわけです。
平日なのにすごく繁盛していて、テーブル席、カウンター、奥座席の全てが埋まり、待合をする客も何組か。すげえな、こんなに人気だとは思わなかった。
各種ランチメニューから、ランチ大盛1,320円を選び、つれあいは上ランチ1,595円に。
おままごとのような小粒な回転寿司とは違って、親方の握りたてのしっかりサイズの寿司をおいしくいただく。
ランチ大盛は、ネタ自体に豪勢なものは含まれていないもののにぎり8貫に巻物6個で、まあ満足。一方の上ランチは、まぐろの中トロや数の子などが含まれるもののにぎり6貫+巻物3個で、つれあいが食べるにしてもこれでは少量のようでした。いずれもあら汁付きです。
寿司屋のカウンターに座ってこの価格で食べられるのであれば、シアワセだとしか言えません。回転寿司とはまた格別の寿司ランチとなりました。
なおこの店、安い寿司ばかりではなく、素材を吟味し贅沢に使った「たっがえ寿司」4,180円もあります。
2023.02.10
丸亀製麺イオンモール山形南店の釜揚げうどん(山形市)
1年ぶりとなるイオンモール山形南1階のフードコートにある「丸亀製麺イオンモール山形南店」にて、丸亀製麺といえばコレという釜揚げうどんを食べました。
釜揚げうどん(並)+ちくわ天+さつまいも天=290+130+130円。
天かす、ネギ、おろし生姜をたっぷりと添えて。
天かすとネギは盛り過ぎだったけど、生姜をたっぷり使ったのは大正解。
それに天ぷらを2つも付ければ、「並」でも麺量は十分でした。いやはや、うまいな。
かけうどんより70円も安く、極めてリーズナブル。季節限定の鴨ねぎうどん740円にもそそられましたが、それがいかにおいしそうでもこの価格差は埋められず断念。丸亀製麺ではどう考えても「釜揚げ」に落ち着きます。
2023.02.11
伝説のすた丼屋山形飯田バイパス店のスタミナ唐揚げ定食(山形市)
歯医者が終わったところで昼前。唐揚げ定食が食べたいがどこがいいかと考え、雪も降ってきたし近場でいいやと、歯医者からほど近い「伝説のすた丼屋山形飯田バイパス店」を訪いました。
伝説のすた丼屋山形飯田バイパス店のスタミナ唐揚げ定食の、「ミニ鬼盛り」880円。
ここでは1年3か月前にも同じものの「鬼盛り(8~9個)」を食べましたが、当時はそれが790円だったのに、今では6~7個のミニがこの値段。ちなみに鬼盛りは930円になってしまっています。
唐揚げ、うまっ! 歯医者が終われば何を食べてもかまわないだろうと、ニンニク風味の「すた丼屋特製タレ」にさらに卓上のおろし生ニンニクを追加し、それが尽きたところからは辛味噌をつけながら、唐揚げをパクつきました。フフフ……後を考えないこういう食べ方がうまいんですよ。定食屋マニアとしては、ご飯茶碗にタクアンが添えてあるところにも妙にそそられます。
これのどこがミニなんだと思えるボリューム。年齢には勝てずこのごろはこれで十分で、「鬼盛り」はもうきついだろうし、唐揚げ12~13個の「超鬼盛り」なんてゼッタイ無理なのだろうな。
2023.02.14
鬼がらし本店のネギみそらーめん(山形市)
ここの味噌ラーメンが食べたくなって、2年5か月ぶりに南原町の「鬼がらし本店」へ。
ネギみそらーめんの小辛、850円。
おお、これこれ。この強い魚介風味こそ鬼がらしの真骨頂。意外や、ほぼストレートの細麺をオイリーでくどめの味噌スープに合わせています。うっすらと辣油で和えた極細切りの白髪ネギも美味。
ところでこの店では、平日ランチタイムにはミニサイズのライスを無料サービスしてくれるのですが、これがナイスなのだなあ。一般店の半ライスよりもやや少なめで、このぐらいなら胃に負担はかからないだろうと思える絶妙な量。少量ながら漬物も添えられ、卓上にはおかかとゆかりの2種のふりかけが備えられているのです。
ラーメン1杯ではやや不足なので、この店は今後とも平日を狙いたいと思った次第です。
2023.02.15
中国料理廣東の鶏肉揚げ定食(山形市)
中華の定食を念頭に置いて、1年2か月ぶりに「中国料理廣東」へ。県庁前から白山へと移転して、今は南三番町にある店です。
レギュラー定食6種の中から、過去に注文したことのない鶏肉揚げ定食950円をチョイスしました。
「唐揚げ定食でーす」と運ばれてきました。唐揚げ4個がメインで、刻みネギがあしらわれているところがポイント高し。薄めの味だったので、醤油少々と胡椒でカスタマイズして食べました。
ほかに大ぶりの焼売2個、搾菜の小皿、生野菜に中華スープ。
平日ランチタイムの50円引きが廃止となり、ほぼキャベツの千切りの生野菜あたりにもコストカットがにじみ出ていますが、台湾系の大衆的格安中華料理店よりも一枚上だし、日本人の舌に合う旧来的な味付けにも安心感があります。
2023.02.16
さっぽろのかつ丼(山形市)
まだカツ丼を食べたことのない店でそれを食べてみようとあれこれ考えて、2年1か月ぶりに北町の「さっぽろ」に行きました。ここでは中華そばかやきそばが定番で、めし物を食べるのは初めてです。
かつ丼750円。いまどき安い部類でしょう。
湯気もうもうにて着丼。つまり、開店直後の入店だったので店内の温度がまだ上がっていないということでもあるわけです。(笑)
店で供するカツ丼にしては、塩味、甘み、脂がいずれも抑えられており、やさしい味わい。トンカツは厚さ、大きさともそこそこで、トンカツ専門店ではなく大衆食堂のものとして標準的でしょうか。表面の3分の2ほどがカツで覆われていて、残りの部分はタマネギ多めの卵とじで埋められています。
その下のごはんは薄盛りで、ちょっぴり足りない感じ。中華そば600円も入るなと思ったけれども、ここはぐっと我慢しました。
ワカメと麩にネギを散らした味噌汁と、食べごろになった青菜漬が美味だったのが印象的でした。
2023.02.17
食事処わらべのジャンボアジフライ定食(天童市)
北久野本の住宅地にある「食事処わらべ(旧むらやま食堂)」を初訪問しました。
事前情報が少なくやっているのか心配でしたが、きちんと営業していました。外の看板はなぜか以前の名称だと思われる「むらやま食堂」のままになっています。
ジャンボアジフライ定食650円。
「特大」のアジフライがやってくるのではないかと想像していましたが、「大」サイズが2枚で登場。キャベツの山の法面に聳え立っています。食べ応えがありそうで、やれ嬉しや。
同行のつれあいが注文したジャンボエビカキ定食1,000円は、尾っぽの付いた特大エビフライ2+子どもの拳大のカキフライ2。これらをシェアし、ミックスフライにして食べました。
いやはや食べ応えたっぷり。どの揚げ物も大きいのに加えて、キャベツの千切りが極めて多い。つれあいのごはん半分と漬物もまわってきて、大盛りレベルに。
からりと揚がったフライももちろん立派だけれども、ふっくらした炊き立てのご飯、開きなめこがゴロゴロ入った味噌汁、新鮮で量のあるおみ漬の3点セットは白眉。つまり、どこをとっても申し分がなく、コストカットの片鱗はどこにもありません。
おかげ様にて至福の昼食をとることができました。ここは超穴場だと思います。こういうことがあるから、食べ歩きはやめられません。
2023.02.19
俺の中華たなか家本店のまぜそば+まかない飯(山形市)
山形の実力派ラーメン店の一つだと思っている嶋北の「俺の中華たなか家本店」を、2年6か月ぶりに訪問しました。
まだ食べたことのないまぜそば700円と、まかない飯160円をチョイス。
ニンニクをがっつり効かせた、香ばしくて質の高いまぜそば。麺がいいと、こういう食べ方もまたふさわしいと思う。肉・メンマ・ネギ・刻み海苔のトッピングもマル。
まかない飯も、変わらずお得感たっぷりで、このグレードであれば他店では280円ぐらいはするのではないか。ごはんものを腹に入れれば、充足感はぐっと上がるものなのだな。
いずれにしても、高いコスパと満足感が得られる点はこれまでと変わりません。
にんにく・しょうが・背脂入りの俺中ガッツリ760円というのも気になります。
2023.02.21
城西金ちゃんラーメンの岩海苔ラーメン(山形市)
この日は山形のオーソドックススタイルのラーメンを食べようということになり、1年3か月ぶりに名店「城西金ちゃんラーメン」を訪問しました。
岩海苔ラーメンの大盛り、850+150円。
いつもどおりいい仕事をしていて、手もみの効いた麺がうまい。ダシの味わいだけではなく、かえしの醤油味が冴え冴えとしていて、スープもまた極めておいしい。大盛りの麺量も充実していて、ハイグレード。さすが実力派、安心感、満足感はハンパありません。
ここの岩海苔ラーメンは初めてでしたが、海苔の量はさほどではなく、少し古いのか、あるいは湿気っているのか、庄内地域あたりで食べるような岩海苔特有のいい磯風味はあまり感じられません。
こうなると、城西金ちゃんではふつうの中華そば700円を大盛りでいったほうが満足できそうです。あるいは、みそラーメン820円にチャーシュー付きの半ライス80円を組み合わせるという手もありそうです。
2023.02.22
スシロー山形南店のマイセレクション(山形市)
しばらく通っていた歯科での治療がこの日の午前で終了したので、昼食はそのお祝いと称して、開店時間直後の回転寿司屋へ。
1年7か月ぶりに篭田の「スシロー山形南店」へ。回転寿司は3か月ぶり、スシローに限れば1年4か月ぶりです。
てんこ盛りしらす軍艦、焼き鯖、なんとかいう魚の天ぷらの3皿から始めて、軍艦ねぎまぐろ、まぐろ山かけ、軍艦甘えびの軍艦3種、その後に活〆寒ぶり、まぐろ・いか、焼とろサーモンのにぎりをつまんで、もすこしイケルなと、匠の漬けまぐろ、煮あなご、シーサラダと、全12皿。
120円の基本皿のみのセレクトでどれだけ満足できるかを研究課題としているので(笑)、1,440円。これでも十分に満足だし、食べ過ぎ。回転寿司は自分の場合9~10皿程度でとどめておくのがベストのようです。
2023.02.23
お食事処Bath亭のおろしチキン竜田定食(山形市)
朝のうちに散髪を済ませ、格安料金のモーニングサービスだとシャンプーが付かないため、その足で「スーパー銭湯テルメ」に風呂に入りに行きました。
長風呂のあと、施設内の「お食事処Bath亭」で昼メシを食べることにして、11時半の開店直後にイン。1年2か月ぶりの再訪となります。
券売機の前でしばし考えて、いろいろある中からおろしチキン竜田定食780円をセレクト。
カウンターで受け取った盆には、想定を超えるデカさのチキンカツがドン。ははあすごいな、これだったら一般店なら今どき900円はいくでしょ。
カリカリとした食感の衣が付いた、分厚いチキンカツ。このおかずの量だと小さめの茶碗のごはんが足りないかなと思いましたが、ごはんの盛り方がぎっしりだったのと、醤油だれの塩辛さがだいぶ抑えられているのとで、ほぼ適量でした。
味噌汁の塩梅もよく、冷奴にもそそられて、全体として入浴施設内の食事処のレベルを大きく凌駕する定食になっていると思いました。
いいな、ここ。床屋の都度風呂に入りに来て、そのたびにここで食べてまったりとするのもいいんじゃないのかな。
2023.02.25
囲ろ川の特製囲ろ川ラーメン(味噌)(南陽市)
赤湯の温泉街から移転して、南陽バイパス沿いの椚塚で営業している「囲ろ川(いろかわ)」を初訪問しました。かつて移転前の「みづき庵」や「ラーメンみあか」が入っていた建物です。
特製囲ろ川ラーメンの「味噌」の大盛り、800+100円。
白味噌が主の粒の粗い合わせ味噌は塩分控えめ。それをニンニクでパンチ力をアップさせ、魚介強めのスープで割ったつくり。青海苔が振りかけられ、赤湯の味噌ラーメンらしいとてもいい味がします。辛味噌(50円増し)を付けなかったので、卓上の七味でカスタマイズ。
平打ちの太麺を手もみした玉子色の麺は舌触りが独特で、そのひちゃひちゃとした味わいはオリジナリティが高くおいしい。
価格もリーズナブルの範囲だし、いいんじゃないか、ここのラーメン。
刻み海苔付きの細切り山芋とタクアンの2種がテイクフリーで、これらはいい箸休めになりました。
2023.02.26
そば処たわら屋の手打ちつけ麺(山形市)
純手打ち中華が味わえる飯沢の「そば処たわら屋」は、2年7か月ぶりです。
手打ちつけ麺の大盛り、800+200円。
いずれも自家製の「手打ち」と「機械打ち」のラインナップがあり、手打ちのほうが100円増し、かつ、大盛りも100円高いけれども、ここに来たならやはり手打ちを賞味したくなります。
ちなみに、山形市内で純手打ちが味わえるのは知る限り、山形駅西の「ひろや」、山寺の「美登屋」とここの3軒しかありません。さらに言えば、この3軒の中でつけ麺を供しているのは「たわら屋」だけで、希少的側面からもぜひ食べておきたいと思ったものでした。
幾分熟成させて透明感が出始めた、太め、ピロピロの麺。いい麺なので、もちろんつけ麺で食べてもおいしい。大盛りの麺量はたっぷりあるので、それを好きなだけ食べられたという満足感が高いです。
つけだれには下のほうに豚挽肉が潜んでいて、これがたれのコクに深く関わっています。醤油味がしっかりしているわりには塩辛さはそれほど強くないという、香ばしいいいつくりです。
フィニッシュには割りスープを投入して完飲。つけ麺としてはやや高価ですが、価格に応じた満足、納得は十分に得られたと思います。