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2024/12/26

「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」

今日は広島に行く用事があったので、昨晩出発して高速道路のSAで仮眠を取った後、用事を済ませる前に呉市にある大和ミュージアムを訪れました。前から行きたかったのですが、近くに登りたい山があるわけでもないのでまったくもって訪れる機会がなく、今回の用事がまさに千載一遇のチャンスでした。


23時過ぎに家を出て、午前0時を過ぎるタイミングで一番近かった鴨方ICから山陽自動車道に乗って、福山西SAに0時30分頃に入りました。ここはトラックの駐車場と乗用車の駐車場が明確に分けられているので、仮眠をとるのにトラックのエンジン音がうるさくて眠れなくなることは無いだろうと思って寄ったのですが、トラック駐車場が満杯で入り切れないトラックがあふれて乗用車用駐車場にまで入り込んでいて、半分以上はトラックに占拠されているような状態でした。まあ、夜は乗用車はあまりいないので空いているのであればトラックの駐車場になるのは仕方のない所ですが、安眠を妨害されるのは勘弁してほしいなというところです。しかし、眠れなくなるほど近くにトラックが止まっていたわけでは無いので、騒音に悩まされることなく翌朝8時までぐっすりと眠ることができました。


9時過ぎに福山西SAを出発し、大和ミュージアムに着いたのは11時前でした。ちょっと寝すぎたなという感じですが、用事は14時からだったので時間的には十分余裕があり、ゆっくりと見て回ることができました。入館料500円を支払って中に入ると、すぐに巨大な戦艦大和の模型が出迎えてくれました。


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目玉となる1/10スケールの戦艦大和の模型はさすがにかなりの迫力でした。展示の方は、呉の歴史やら日本海軍の歴史、大和の詳しい資料など文字の説明が細かすぎてとてもいちいち読んでいられないボリュームだったので、タイトルだけ読みながら気になった部分だけ詳しく見るという感じで見て回ったのですが、それでも結構時間がかかりました。


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そして、もう一つ驚いたのが本物の零戦が展示されていたことです。この零戦は琵琶湖から引き揚げられたものを修復して、別の場所に展示されていたものらしいのですが、そこが閉館になって大和ミュージアムに引き取られたそうです。当初はレプリカ模型かと思っていたのですが、本物だということでビックリでした。



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大和ミュージアムの後は、すぐ隣にある海上自衛隊呉資料館、通称てつのくじら館を訪れました。道路際に本物の潜水艦が展示されているのですごい迫力です。こちらは入館無料です。1階から2階へあがると、海上自衛隊の機雷を処理する掃海活動の紹介などが詳しく展示されたフロアでした。3階へあがると、今度は潜水艦の内部の紹介などがあり、その後に展示されている本物の潜水艦の中に入ることができました。


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この潜水艦はかなり前のタイプになりますが、それでも思っていた以上にシンプルですっきりとした艦内の様子で、想像していたよりも閉塞感のない感じでした。もっとも展示された状態と実際に作戦行動時の状態とでは違うと思うので、長期間海の中にいるとかなりストレスは感じるのかもしれません。


1階の軽食コーナーで、かなりスパイシーな匂いで食欲をそそる海軍カレーが食べられたのですが、30食限定で1200円という価格にちょっと抵抗感があり食べずに出ました。カレー1杯に1200円なんて、山小屋じゃあるまいしもう少しなんとかならんのかというのが正直なところです。売店に2パック入りのレトルトカレーが870円ぐらいで売られていましたが、こちらも1パック400円以上も出す気にはなれず、結局お土産は何も買わずに帰りました。もともと観光地のお土産なんてパッケージが違うだけで中身は普通に売っているものと同じなのにやたら高いというものがほとんどなのでめったにお土産を買うことは無いのですが、今回もやはり購入する価値があると思えるものには出会えませんでした。


ということで、お土産は何もないものの、見たかった大和ミュージアムとてつのくじら館をようやく見ることができて、それだけで十分満足でした。



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