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  • 2012.10.03
  •   セレンディピティのちから





    今晩のクローズアップ現代。


    MITメディアラボ所長 伊藤穰一氏に
    スポットを当てていて、
    なかなか面白そうな経歴の持ち主。




    MIT(マサチューセッツ工科大学)で
    仲間と話す氏の英語は大変に流暢で、
    日本人らしくないな、と思ったら、

    親の仕事の関係で、
    日本とアメリカを小さい頃から
    行き来していたという。




    大学は中退、あまり勉強も好きではなく、
    若い頃は(今も若いけど)、
    クラブのDJとして生計を
    立てていたこともあるという。



    その後、IT企業を創業したり、
    投資家やNPOの代表など
    様々な分野で経験を積んできた氏が言うには、


    セレンディピティ力が重要だと。





    丁度、今日から配布されているヴィビの中の
    私のインタビュー記事も、まさに
    セレンディピティについての話。






    (テレビ画面に映ったものを
    iPhoneで録画⇒You Tubeなので、音質悪いです。)


  • 2011.05.03
  •   ブラジルの青年






    今日はお昼から家族みんなで
    サーティワンアイスクリームを食べにサティへ。


    その後、それぞれが行きたい場所に散らばり、
    本屋で集合ということになった。



    程なくして夫から携帯で、



    「ちょっと、ちょっと、本屋まで来て。」



    行くと、夫が何やら外国人の青年と一緒にいる。



    「ブラジルから来たんだって。
    ボクシングか空手が習いたいって言うんだけど、
    どこかないかな?」



    何でも、夫がボクシングの雑誌を立ち読みしていたところに、
    この青年が、


    「ボクシング好きですか?どこか習うところがありますか?」


    と、声をかけてきたのだと言う。




    ボクシングと言えば・・・以前、知人に紹介されて
    見学に行ったところがある。


    じゃあ、今から一緒に連れてってあげる・・・とその青年に言うと、
    まさかの展開にちょっと驚いていた。



    この青年、名前はエリキ君という。
    わずか一カ月前に島根にやってきた。
    住んでいるのが簸川で、周りに何もないので、
    松江まで電車でやってきたとこのこと。



    かなり流暢な日本語を話すので、聞いてみたところ、
    お父さんは日系ブラジル人、お母さんはブラジル人で、
    小学校4年生まで日本にすんでいたのだと。


    お父さんは、ブラジルではサッカーの神様ペレの
    お抱え運転手をしていたこともあったのだそう。



    高校を卒業し、国立大学の入学試験に合格したのだけど、
    大学よりも日本に行ってみたいと、その後すぐに一人で来日。
    数年間働いたらそのお金で国に帰って大学に入り、
    物理を勉強して先生になりたいと言う。




    就職先は某大手企業。住むところだけは決まったけれど、
    まだ電話すら持っていない。



    行きは家族4人で行ったサティ、
    帰りはなんだかわけがわからない外国人が同乗し、
    子どもたち「誰だ?この兄ちゃん?」といった様子。



    駐車場を出ようとしたとき、K2の手に何やら見慣れぬ
    ゲーム・カードが。



    「ゲーム機の下に落ちてたから持ってきた・・・」



    落ちているものを拾って帰ることが
    どれだけ悪いことかと言って聞かせ、すぐにゲーム・コーナーに
    戻しに行くように説教していたら、それを聞いていたエリキ君、



    「面白いですね。考え方が違うんですね。
    ブラジルでは、落としたら、落とした人が悪いから、
    持って帰ってもいいって考えがありますよ。
    僕のお父さんは日本人だからすごく厳しくて、
    そんなことは許さなかったけど、お母さんはいつも、
    いいじゃない、落ちてたんだから貰っておいたらって言ってました。」




    それを聞いたK2、


    「ほらね。ふん。」



    と鼻息が荒くなったところに一発、エリキ君、




    「でも、やっぱり落とした人のことを考えたら
    持って帰るのはいけないことですよね。もしあなたが
    落し物をして、それを誰かが持って行ってしまったら
    悲しいでしょう?その人の気持ちになってごらん。」



    10分前に初めて会った18歳のブラジル人のお兄ちゃんに、
    流暢な日本語で諭され、妙に神妙になったK2。
    すぐにゲーム・コーナーへ落し物を届けに。



    ありがとう、エリキ君。




    程なく、ボクシング・ジムに到着。



    スリー・ロード・ボクシングジム



    今年の冬に、知人に紹介されて見学に行ったジム。
    コーチの方たちがみんなやさしく丁寧で一時は
    ノリノリで入会するつもりでいたけれど・・・


    3日坊主の私に継続できるわけない、と今まだ思案中。



    目の前に広がる広いジムにあるリングを見て、
    目をキラキラと輝かせていたエリキ君。



    最初の給料が出たら、もう一度見学に来てみるという。



    受付で、見学者の名前・住所等を記入するように言われたエリキ君、


    「これしかないんですけど」


    外国人登録証を差しだした。



    初めて見る、外国人登録証を興味津々で覗いてみると・・・



    「何何、え~っと、誕生日が・・・えっ、えええぇぇぇ~っ?!」



    な、なんと、エリキ君と私、同じ誕生日。



    この偶然に二人で顔を見合わせて、



    「こんなことってあるんですねぇ~」



    あと、10日もすれば、エリキ君は19歳。
    私は・・・その倍以上だ。



    初めて日本で迎える一人きりの誕生日。
    だれかと一緒に過ごしていて欲しい。


    これ、やっぱりセレンディピティなんだろうなぁ。



    以前、このブログにも書いたけれど、
    数年前にひょんなことから出会った
    アメリカ人旅行客の女性、ビヴァリーなんて、
    何と何と、信じられないことに
    私がもう20年近くも前にアメリカで長年住んでいた、その同じ家に
    今は彼女が住んでいたのだ。こんな偶然は一生のうちにあるかないか。


    海を隔てた観光客に、偶然出会い、
    会話の中で、住んでいる場所を尋ねたら、
    私が以前住んでいた家だったなんて・・・。


    ビヴァリーは今でも機会あるごとに、
    この我々のミラクルな出会いについて人に
    話して聞かせていて、皆一様に「あり得ない」と驚くという。

    (過去記事の、(セレンディピティのこと)のカテゴリをご参照ください)。



    昨年、たまたま近くの交番でトラブルで困っていたドイツ人旅行者、
    彼も、話を聞いていくうちに、お互い英語講師という共通点があった。
    彼ともまた、今もメールでやりとりをしている。


    人は出会うべくして出会うんだと思う。




    帰宅してから夫が息子たちに、



    「お前たち、今日なんでブラジルの人を車に乗せて
    あげたかわかるか?お父さんもお母さんも、外国で
    いっぱいいろんな人の世話になったんだ。だから、
    日本に来た人のことを助けてあげようと思うんだよ。」



    私がアメリカ生活でお世話になったことは、
    とても一言では言い尽くせない。


    いろんな人の、いろんな助けがあったからこそ、
    たった一人で乗り込んで行ったアメリカで
    充実した年月を過ごすことができた。



    あの頃お世話になった人たちには何一つ
    恩返しをしていないことに気づく。



    難民や政治亡命者が通う、無料の職業訓練校の英語クラスに
    もぐりで入った1986年。


    ランチタイムになっても、食べるものを準備していなかったので
    一人ポツンと休憩室に立っていた私に、
    その時初めて会ったフィリピン人のおばちゃんが
    自分の持ってきたお弁当を半分、蓋に乗せて
    私に黙って差し出してくれた。




    私には、あの時の光景が強烈に脳裏に焼き付いている。



    折に触れ、あのおばちゃんの飾らない、純真な
    優しさを思い出し、胸がじんとする。



    IMG_2856_convert_20110504001931.jpg


    左がスタッフの曽田さん、右がエリキ君↑


    スリーロード・BOXINGジムHPはこちら


  • 2010.09.24
  •   Serendipityの力






    いつも私のアクセサリーを使ってくれている
    T・K女史が、今日はこんなものを持ってきてくれました。


    IMG_6477_convert_20100925021548.jpg


    これ、帝国ホテルの発行する雑誌だそうです。

    帝国ホテルと言えば、独身時代に一度っきりしか
    行ったことがありません。


    その頃勤めていた輸入会社で、ヨーロッパからの
    お客さんを東京にお連れした際、ここで食事をしました。

    でも・・・泊ったのは近くの虎ノ門パストラルでしたが。
    宿泊料が安かったので・・・。


    巻末に、帝国ホテル代表取締役社長の小林哲也氏が
    セレンディピティについて書いておられるのを見て、
    T・K女史が「これ読んでごらん」と持ってきてくれたのです。


    IMG_0793_convert_20100925022254.jpg


    「小人は縁があっても縁に気づかず、中人は縁があっても
    縁を活かせず、大人は袖振り合う縁も縁とする」。これは
    出会った縁に気づくことの大切さを説いた、私が大切に
    している言葉です。
     中略・・・・・・日々新しい出会いがあるホテルにとって、
    お客様との「縁」はもっとも大切なことといえるでしょう。
     帝国ホテルでは、開業120周年を記念するキーワードとして、
    「セレンディピティ」という言葉を選びました。もう一度
    会いたいと思う人との「縁」に気づき、それを活かすためには
    まず自分から発信すること。それがセレンディピティです。
     リニューアルした「インペリアル」がお客様との新たな
    「縁」を結ぶきっかけとなることを願っています。




    セレンディピティという言葉が持つ力強い意味が大好きで、
    私のアクセサリーにもこの名前を使っています。

    ここ数年、セレンディピティという言葉が注目され始め、
    茂木健一郎さんもその能力について本を書いておられますし、
    テレビなどでも語られることがあるようです。


    時々、お客さんから

    「セレンディピティってどういう意味?」

    と聞かれますが、私はいつも


    「セレンディピティとは、偶然貴重な発見、あるいはものを
    見つける能力。ある物を探しているとき、たとえそれを
    見つけることが出来なくても、また別の貴重なものを
    手に入れる能力や才能。」


    と、答えています。


    ロングマンの英英辞書によると、


    Serendipity: the natural ability to make
    interesting or valuable discoveries by accident.
     



    とあります。


    大切なのは、まず自分から行動すること。受け身でいると、
    このセレンディピティ能力は発揮できません。
    ある目的に向かって進んでいて、それを達成することが
    できなくても、それで終わりじゃない。

    大切なのはその行程で出会うもの、感じたものを
    逃さないこと。そうすれば、たとえ目的達成できなくても、
    また新たな目的が生まれているかもしれない。



    ちょっと面白い、私のセレンディピティ小話2つは、
    「セレンディピティのこと」のカテゴリでご覧下さい。

    過去ブログ




           お詫び
    明日9月25日から二日間、
    一畑百貨店にて予定しておりました
    「Serendipity X バルコス コラボバッグチャーム&
    秋の新作展示販売会」は、
    諸事情により出展を見合わせることとさせていただきました。
    楽しみにしていただいていた多くの皆様に、大変ご迷惑を
    おかけしますこと、心よりお詫び申し上げます。




  • 2009.12.04
  • クリスマスすてきナイト

    今晩は、一畑百貨店閉店後に開かれた、シークレット・パーティー
    クリスマスすてきナイト
    に行って参りました。

    チラシ200


    店内の各店舗が、自分のお店のお客さんを数名招待する・・・
    という企画で行われたこのパーティー、
    まずはご招待いただいた店舗へ集合。


    一階のRAUMさんでは、軽食やお寿司、デザートのサービスまで
    していただき、日ごろお会いすることのない、
    他のお客様とテーブルで談笑。



    すてきナイト集合写真



    その後、先日このブログでも紹介した
    フラメンコ・サークル、パサレーラによる
    フラメンコダンスがありました。



    フラメンコ



    先日のステージも素晴らしかったのですが、
    目の前で繰り広げられるフラメンコダンスは、
    さらに迫力がありました。


    やっぱりフラメンコはステージで見るより、
    同じフロアで見るほうが素晴らしい。


    これが、本場だと、きっと側で見ている観客が
    次から次へとフラメンコの輪の中へ
    引っ張っていかれるんだろうなぁ・・・。


    そして今晩のパーティーのフィナーレは定番の抽選会。


    結構、くじ運の強い我が家のメンバー。
    密かに何か当たるかしら・・・と
    期待していたのですが、全く、カスリもしません。


    いや!すごいことがありました!ご一緒した高橋女史。
    何と、一等賞が当たったのです!!


    高橋さん


    この箱の中身は・・


    ホームベーカリーなのでした


    この強運にあやかろうと、皆で記念撮影。



    あやかり



    過去に私が当選した中で最高のものは・・・
    それはシンガポール旅行
    ・・・でもね。厳密には当選しとは言えないんだけど。



    あれは19歳のとき。


    ローカルな話ですが、駅にあるシャミネで
    毎年恒例のガラポンをやっていたのです。


    その期間、結構大きな買い物をした私。ガラポンを
    20回以上は出来るほどの引き換え券をもらい・・・。


    ガラポンをする前の晩。夢を見たのです。
    特等が当たり、
    自分がシンガポールに行っている夢

    その夢がまたリアルで。



    大体昔から根拠のない自信で生きてきましたが、
    このときも、ただ単に夢を見ただけなのに、なぜか
    私はシンガポールへ行く。」
    と思い込み、100%の自信を持ってガラポン会場へ。


    結果・・・全部ハズレでした。
    そこで普通は、「やっぱ、夢は夢よね」
    と思うものです。


    その時の私は違ったのです。


    何故か、根拠のない自信は益々強くなるばかり。


    「・・・おかしい。私はシンガポールへ行くはずなんだけど。
    ゼッタイおかしい。」


    と、ハズレ玉を目の前にしても、
    まだ行ける気でいる私でした。


    シンガポールへ行けるはずなのになぜ

    と、他人様には全く理解できないでしょうが、信じていたのです。



    それからしばらく・・・。
    夜、知り合いがやっている今でいう
    カフェ・バーに遊びに行ってました。
    いつものように、マスターと談笑し、
    肉ライスを食べていたとき。



    突然、見知らぬ女性がドアを開け、


    だれか、シンガポール行きのチケット、
    格安で買い取ってくれる人いませんか
    ?」



    手を上げましたよ。私。
    カウンターで焼肉ほお張りながら。


    やっと腑に落ちましたこれだったんだと。


    普通、ありえませんでしょ?
    私は、これも根拠のない自信ですが、
    高校卒業と同時に、海外進出を夢見て、
    パスポートを取得していたのです。


    で、その見知らぬ女性が駆け込んできたときは、
    出発予定日1週間くらい前。


    この女性こそ、特等を獲得した女性だったのです。


    翌日、彼女のアパートを訪ね、チケットを譲ってもらいました。


    思わぬ形で実現したシンガポール旅行。
    これも、まさにセレンディピティ


    ・・・当選したとは言いがたいですが。プチ・ミラクルのお話。


    また脱線しました。
    私のブログ、タイトルと本題、結論がいつもバラバラです。


    今日は楽しい夜でした。


  • 2009.10.13
  •   Serendipity (セレンディピティ)とは





    私のハンドメイド・アクセサリーの名前、
    セレンディピティ(Serendipity)とは


    期せずして掘り出し物、
    宝物を見つける才能、またはその能力


    の意。



    NYにあるレストラン、Serendipityも出てくる私の大好きな
    ジョン・キューザック主演映画のタイトルも、
    セレンディピティ(おススメです)。

                     serendipityNY.jpg

                   serendipity映画


    名前の由来には諸説ありますが、
    例えばある目的のために向かっていて、
    残念ながらその目的は達成できなくても、
    そこへ向かう過程で新たな発見をすること。



    常にアンテナを張り巡らせ、
    行動することによって、
    多くの道が開けてくる。


    決して棚からぼた餅的なものではありません。


    大事なことは、ひとつのことに囚われず、
    多角的なものの見方をし、
    チャンスが訪れてきたときにそれを逃さないこと。


    行動しなければセレンディピティも
    訪れてくれないワケで、
    重い腰を上げた先に思わぬ出会いが待っていたりする。


    私の究極のセレンディピティな出会い話をひとつ。


    2006年夏。地元のあるホテルで行われた、
    中高年のアメリカ人旅行客の旅の
    最後のフェアウェルパーティの
    通訳お手伝いとして出かけた時のこと。


    その日も別に行く予定がなかったのだけど、
    是非、ということで重い腰を上げホテルへ向かった。


    アメリカからということなので、
    以前私が住んでいたカリフォルニアの
    サンディエゴからのツアー客がいないかしら、
    と主催者にたずねたところ、
    ある男性がサンディエゴからの
    お客さんだということで紹介された。



    ちなみにこのツアーは全米から退職した先生とか
    歴史文化に明るいアカデミックな熟年たちが、
    小泉八雲さんやお茶、松江の歴史に触れるために
    毎年やってこられるもの。


    さっそくその男性のテーブルへ。

    お互い簡単な自己紹介を終えると、男性が、


    「もう一人、サンディエゴから来ている女性がいるんだよ。紹介するよ」


    と言って、その女性、ビヴァリーのところへ。

    以下そのときの会話。


    私:「初めまして。私もサンディエゴに長い間住んでたんですよ。」

    ビ:「あら、そうなの?サンディエゴのどちら?」

    私:「ラ・メーサです」

    ビ:「えぇ~っ!!私もラ・メーサから来たのよ!!
       ラ・メーサのどこなの?!」

    私:「(興奮しながら)え、え、ラ・メーサの
       グランド・ヴュー通りの借家に住んでましたよ!」

    ビ:「オー・マイ・ガッド!!!私もグランド・ビューに住んでいるのよ今!
       番地はどこだったの?」

    私:「(この時点では興奮度がかなりアップ)10119番地でした!
       大家さんはジーンと言います!!!」

    ビ:「○×☆◎~!!!!(ほぼパニック)信じられない!
       今私、そこに住んでいるのよ!なんてことなの!」



    このあとの私たちのセレンディピティな出会いは
    ずっとパーティでも話題となりました。


    海の向こうからやってきた会ったこともない女性。


    その女性がほんの数日松江に滞在し、
    最後の夜の数時間のパーティにちょこっと参加した私。


    時を隔ててまったく同じ家を住家としている(いた)二人が
    出会う確率ってどのくらいなんだろう。



    ありえない・・・。



    気乗りしない私が出かけて行かなければ
    一生出会うはずもない二人。



    パーティー後にお互いの連絡先を書いたのだけど、
    私は彼女の連絡先を尋ねる必要も無いのだが、
    彼女の書いてくれた住所を見てすごくセンチメンタルになった。


    長年私がさんざん書いた、自分の住所がそこにあった。


    その後、懐かしい大家さんとビヴァリーが
    一緒に写った写真と手紙が送られてきた。
    大家さんからもこのセレンディピティな
    出会いに感動する手紙が来た。



    ちなみに私が住んでいたその借家、
    借家とはいえ8ベッドルームの大豪邸だったのだ。


    アメリカではよくあるが、一部屋一部屋を個人で借り、
    全くの知らないもの同士が共有部分をシェアして生活する。


    出入りは多かったものの、数年間住んでいる間に
    ユニークなキャラのアメリカ人に沢山であった。


    家自体も、サンディエゴのビバリーヒルズと
    呼ばれる山にあったので、
    回りもほとんどすべてプール付大豪邸。


    私の借家も庭にはジャンプ台付巨大プールと
    カクテル・バーカウンター、バーベキューのための
    超大型グリルやシャワー室
    まで外に設置してあった。


    そんな家の10畳以上の広い部屋を間借りしてた。


    それでもあの当時、たったの月250ドル。
    プラス光熱費を6,7人でシェアしていた。


    そのプールサイドで、カリフォルニアの青い空の下、
    毎日教科書広げて勉強してたな~。


    疲れてくるとプールに入ってゆ~らゆら。
    そのうち住人の一人、二人が一緒に参加して
    ビール飲みながらまたゆ~ら、ゆ~ら。



    勉強するにはとってもキビシイ環境だったけど、
    今思えばなんと贅沢な空間だったか・・・。


    ビヴァリーとは今もずっとメールのやりとりをしている。


    ビヴァリーの義兄は、医者であり、
    ランプビーズ(トンボ玉)の作家だそうだ。


    もしかしたら将来、その義兄さんともお会いできたりして・・・。
    1つのセレンデイピティな出会いが
    次のセレンディピティへと繋がっていく・・・。


    だからこそ Viva la Vida(人生バンザイ)。



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    Author:My Serendipity
    英語講師&アクセサリー制作者

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