K2との古本屋巡り。
今日で5日連続。
今日のK2、マンガ本に加えて、
北朝鮮に関する本を2冊、
「お母さん、これ買って。」
と持ってきた。
北朝鮮駐在体験記だったかな。
K2の関心事・・・・・・よくわからん。
私はと言えば、脚立にのらないと
手が届かない場所にあった、
笹原留似子の本、
おもかげ復元師を購入。
一昨年、この方の書いた別の本、
おもかげ復元師の震災絵日記を読んだ。
☆過去記事はこちら
絵日記の方は文字通り、
絵を中心に亡くなられた方への思いが
短い文章で書かれている。
こちらの本はさらに詳しく、亡くなった方々への思い、
復元師として出会った遺族の方々との繋がりも書かれている。
亡くなった後の遺体・・・それがどんな状態で
亡くなられたものであろうと、生前の姿に戻し、
遺族の方々とともに送り出すこと。
その意味を考えさせられる本だった。
父が亡くなった時。
私は納得した送り方をしただろうかと、
この本を読んで初めて深く考えた。
棺の中の父に、
私は触れることすらなく、
さよならを告げた気がする。
笹原留似子さんのような
復元師の方の手で
送りだせていたらと思う。