雑誌「婦人公論」
20代の頃から愛読しています。
アメリカに住んでいたときも
ときどきロスの紀伊国屋に行っては、価格が日本の倍近くする
この雑誌を購入していました。
昔は月刊誌でもう少し読み応えのある硬派な雑誌だったと思うのですが、
時代の流れとともに、文藝春秋と同じサイズだったものが、
ファッション誌のような華やかな表紙となり
(昔は芸能人の写真ではなく、手書きの絵だった)、
隔週刊行となりました。
一時期、市立図書館でバックナンバーを借りて読んでいましたが、
いかんせん、他人様の雑誌。あまり手荒に扱うことができません。
今は定期的に購入し、お風呂に持って入って読みふけったり、寝ながら
読んだり。気兼ねなく雑誌本来の扱いをして読んでいます。
先週のこと。
2月22日発売の日に某、大型書店へ。
用事がいろいろあり、あまり本屋に長居できない日だったので、
目的の婦人公論の置いてある棚にまっしぐら。
平積みされている一番上にあった、フィルムでカバーされた一冊を手に取り
すぐにレジでお会計。
家に帰って読み始めたところ・・・。
ん?何か、前回の号に書いてあった予告と内容が違う・・・。
おっかしいな~と思いながら、表紙を改めて見ると・・・。
ま、マジですか?
これが購入した雑誌。
画像では見えにくいですが・・・
なんと、これは2009年2月22日号。
そう。1年前の雑誌。
まさか、一年前の雑誌が平積みのところに置いてあるなんて
思わなかったので、当たり前のように
ささっと手にしてレジに行ったのですが・・・。
話はちょっと書店のことになりますが。
この某大型書店、対応がとても丁寧です。
去年だったか、予約注文していた本を買いに行ったところ、
レジの会計が1円違っていました。
大抵、クレジットカード払いする私はまったくそれに気づかず。
(だって1円だし)帰宅後、某書店から電話が。
何でも、レジの打ち間違えで1円の誤差が出たと。
つきましては、返金をしたいのでお越しくださいと。
いや、いいですよ、1円のためにわざわざハリアーに乗って、
リッター/5、6キロでガソリン撒き散らして行きたくないし・・・。
・・・とは言わなかったですが、あちらさんでは
きちんとお客さんにお返ししないといけないということらしく、
その1円を受け取りに行きました。
そしたらなんと、お詫びにということで、その1円とともに
文房具セットをいただきました。
金額にしておそらく定価1500くらいだったのではないかな。
・・・でもね。
そういう対応されて、悪い気分になるお客さんはいないと思うのです。
私は、そのプロフェッショナルな対応にいたく感激し、
やはり今でもその書店で購入し続けています。
・・・明日また最新号を買いに行ったときに、
書棚のレイアウト確認して、お店の人と話をしてきます。
ー後日談ー(3月1日)
*今日、本屋へ確認に行きました。
おそらく、たまたま誰か、バックナンバーを手に取った人が
それ用の棚に戻さず、平積み雑誌の上に載せたままにしていたようです。
それを、注意力散漫な私は、てっきり最新号だと思い込み
購入した・・・というわけでした。
今日は、この本屋で働く友人のM君に私の勘違いを話し、
棚のディスプレイをわかりやすくしてね・・・と
ずうずうしくお願いしてきました。
M君はものすごい読書家で、昔から本が大好き。
当然のように書店へ就職しました。もう売り場では
ベテランなので、良書やお勧め本の紹介はお手の物です。
その彼曰く、婦人公論は数年前に編集長が変わり、
内容の大改革が行われたとのこと。
今度の編集長は50歳くらいの男性らしい。
(そういえば、一時期、女性自身とか、あの辺の雑誌のような
軽い内容になっていたことがあった。読み応えなくなってたわ。)
雑誌のことはあまりよくわかりませんが、
編集長如何で、目指すべき方向は大きく変わるのでしょう。
一時期、評判を落とした婦人公論も、
新しい編集長を迎え、記事内容も変わり、
また売り上げを伸ばしているらしい。
で、彼のいる書店でも、彼のアイディアで婦人公論を
大きく取り上げているそう。
もちろん、バックナンバーも、個々人で出版社から取り寄せなくても
いいように、店頭にかなりの冊数を、あえて確保しているという。
でだ。
私のような注意力散漫人間が、あわてて雑誌の年月も
確認せずに手にとって帰ったためにブログに書いたような
アクシデントが起こったというわけ。
M君の「婦人公論」再生への情熱と、本が売れないご時勢に
雑誌の充実に努力されている本屋のために、
誤解を生じないように、後日談として書きました。
20代の頃から愛読しています。
アメリカに住んでいたときも
ときどきロスの紀伊国屋に行っては、価格が日本の倍近くする
この雑誌を購入していました。
昔は月刊誌でもう少し読み応えのある硬派な雑誌だったと思うのですが、
時代の流れとともに、文藝春秋と同じサイズだったものが、
ファッション誌のような華やかな表紙となり
(昔は芸能人の写真ではなく、手書きの絵だった)、
隔週刊行となりました。
一時期、市立図書館でバックナンバーを借りて読んでいましたが、
いかんせん、他人様の雑誌。あまり手荒に扱うことができません。
今は定期的に購入し、お風呂に持って入って読みふけったり、寝ながら
読んだり。気兼ねなく雑誌本来の扱いをして読んでいます。
先週のこと。
2月22日発売の日に某、大型書店へ。
用事がいろいろあり、あまり本屋に長居できない日だったので、
目的の婦人公論の置いてある棚にまっしぐら。
平積みされている一番上にあった、フィルムでカバーされた一冊を手に取り
すぐにレジでお会計。
家に帰って読み始めたところ・・・。
ん?何か、前回の号に書いてあった予告と内容が違う・・・。
おっかしいな~と思いながら、表紙を改めて見ると・・・。
ま、マジですか?
これが購入した雑誌。
画像では見えにくいですが・・・
なんと、これは2009年2月22日号。
そう。1年前の雑誌。
まさか、一年前の雑誌が平積みのところに置いてあるなんて
思わなかったので、当たり前のように
ささっと手にしてレジに行ったのですが・・・。
話はちょっと書店のことになりますが。
この某大型書店、対応がとても丁寧です。
去年だったか、予約注文していた本を買いに行ったところ、
レジの会計が1円違っていました。
大抵、クレジットカード払いする私はまったくそれに気づかず。
(だって1円だし)帰宅後、某書店から電話が。
何でも、レジの打ち間違えで1円の誤差が出たと。
つきましては、返金をしたいのでお越しくださいと。
いや、いいですよ、1円のためにわざわざハリアーに乗って、
リッター/5、6キロでガソリン撒き散らして行きたくないし・・・。
・・・とは言わなかったですが、あちらさんでは
きちんとお客さんにお返ししないといけないということらしく、
その1円を受け取りに行きました。
そしたらなんと、お詫びにということで、その1円とともに
文房具セットをいただきました。
金額にしておそらく定価1500くらいだったのではないかな。
・・・でもね。
そういう対応されて、悪い気分になるお客さんはいないと思うのです。
私は、そのプロフェッショナルな対応にいたく感激し、
やはり今でもその書店で購入し続けています。
・・・明日また最新号を買いに行ったときに、
書棚のレイアウト確認して、お店の人と話をしてきます。
ー後日談ー(3月1日)
*今日、本屋へ確認に行きました。
おそらく、たまたま誰か、バックナンバーを手に取った人が
それ用の棚に戻さず、平積み雑誌の上に載せたままにしていたようです。
それを、注意力散漫な私は、てっきり最新号だと思い込み
購入した・・・というわけでした。
今日は、この本屋で働く友人のM君に私の勘違いを話し、
棚のディスプレイをわかりやすくしてね・・・と
ずうずうしくお願いしてきました。
M君はものすごい読書家で、昔から本が大好き。
当然のように書店へ就職しました。もう売り場では
ベテランなので、良書やお勧め本の紹介はお手の物です。
その彼曰く、婦人公論は数年前に編集長が変わり、
内容の大改革が行われたとのこと。
今度の編集長は50歳くらいの男性らしい。
(そういえば、一時期、女性自身とか、あの辺の雑誌のような
軽い内容になっていたことがあった。読み応えなくなってたわ。)
雑誌のことはあまりよくわかりませんが、
編集長如何で、目指すべき方向は大きく変わるのでしょう。
一時期、評判を落とした婦人公論も、
新しい編集長を迎え、記事内容も変わり、
また売り上げを伸ばしているらしい。
で、彼のいる書店でも、彼のアイディアで婦人公論を
大きく取り上げているそう。
もちろん、バックナンバーも、個々人で出版社から取り寄せなくても
いいように、店頭にかなりの冊数を、あえて確保しているという。
でだ。
私のような注意力散漫人間が、あわてて雑誌の年月も
確認せずに手にとって帰ったためにブログに書いたような
アクシデントが起こったというわけ。
M君の「婦人公論」再生への情熱と、本が売れないご時勢に
雑誌の充実に努力されている本屋のために、
誤解を生じないように、後日談として書きました。