キノの旅 -the Beautiful World- BS11(12/22)#12終
最終回 第12話 羊たちの草原 -Stray Army-
旅の終わり Kino's NAP
草原の中の小道を走るキノ。
羊たちが群れて眠っているのが見える。
突然起きるとキノに向かって走り出す。
スピードアップして追い越して逃走する。
しかし諦めずに追いかけてくる、目前に別の群れを発見する。
その羊たちもキノを見つけて走り出す。
人を襲う羊たちに、道を外れて草原内を走り出す。
突然停止を叫ぶエルメス。
その先には深い地割れがあって飛び越せない。
エルメスはキノだけ下に逃走することを勧める。
仕方なく、エルメスは置き去りで放置して逃げる。
反対側の崖は登れそうにない。
川上を目指して歩くが、羊も諦めずか追いかけてくる。
夜を過ごして、目覚めると羊たちは居ない。
先を急ぐと光を発見、駆け寄ると自動車だった。
その横では足の骨を折った男の骸骨が横たわっていた。
自動車が地割れにはまって動けず、男は拳銃を構えているが
襲われて死亡した様子。
自動車が運良く動くので、パースエイダーも借りてエルメス救出に向かう。
男は手厚く墓に埋葬した。
エルメスのもとに向かって無事を確認する。
燃料をエルメスの周囲に撒いて着火する。
火柱で羊たちの侵入を防ぐ。
炎のカーテン内の羊は次々に射殺する。
エルメスを吸収して簡易のジャンプ台を準備する。
なんとか地割れを越えて羊の難から逃れることが出来た。
新しい国に到着すると早く眠りたいキノ。
門番は草原に羊が居たかと尋ねる。
実は闘羊が盛んな国でかつては強い闘羊を育てて競っていた。
動物愛護の観点から禁止となり、草原に放牧したのだった。
羊たちが無事と聞いて喜ぶ門番。
ちなみに、キノが訪れた道を通っての入国者は久しぶりらしい。
真実を告げるよりも眠りたいキノだった。
旅の終わり Kino's NAP
絶好のモトラド走行日和だが、昼寝日和でもあった。
キノはハンモックで昼寝する。
ここで僕の旅は終わりだ。
ここまでの旅は楽しかったよ。
起きたら旅を始める、新たな旅の始まり。
---最終回---
闘犬ならぬ闘羊が盛んだった国が羊を放牧した。
その羊は気性が荒く人を襲うので、入国者が久しぶり。
自動車以外の旅人も襲われて亡くなったのかもしれないですね。
家畜の山羊を島民が島を去る時に連れ出せないので、放ったら野生化して
山羊が大量に繁殖した無人島を思い出した。
同様にペットを野に放したら日本に適応、繁殖したアライグマなどの
在来種を脅かす外来種の話も思い出した。
安易に家畜やペットを野に放ってはいけないという教訓だろうか?
それほど、最後に相応しいエピソードとも思えないが、尺の都合で選んで
最後の旅は終わりと言わせたかっただけかもしれない。
車で羊を撥ねるのがゲームみたいで笑ってしまった。
羊の中の人が異常な程に豪華。
車で羊を撥ねるのがゲームみたいで笑ってしまった。
羊の中の人が異常な程に豪華。
原作も旧作も知らなかったので、世界観に馴染むまでは面食らった。
良いエピソードだが、尺が足りないエピソードがあったことが残念だった。
キノの旅 -the Beautiful World- BS11(12/15)#11
第11話 大人の国 Natural Rights
少女の本名は花の名前で一文字変えてからかわれる、何でしょうね。
英語のサブタイトルが毎回、真実を告げてますね。
紅い海の真ん中で Blooming Prairie
11歳の少女がキノと名乗る青年から宿を尋ねられる。
自宅がホテルの少女は実家に案内する。
ガラクタと化していたモトラドを貰ってきて整備しているキノ。
物珍しくて眺める少女。
モトラドが修理できれば契約して旅をする。
キノは大人だから仕事をしている筈、どんな仕事をしているの?
じゃあ仕事は旅かな?
旅は楽しいことが断然に多い。
じゃあ旅は仕事じゃない、仕事とは辛いことのほうが多い。
少女の定義では、僕は大人でも子供でもない、キノだ。
此の国では、12歳の誕生日になると子供は手術を受けて大人になる。
その後は大人として仕事を始める。
明後日が少女の12歳の誕生日、大人になる手術を受ける。
好きなことはないのかい?
歌をうたうことかな、少女の歌は素晴らしかった。
此の国では、子供は親の仕事を引き継ぐので少女は歌手には成れない。
最後の1周間は自由で、毎日好きなお菓子が与えられる。
明日は少女の手術の日、手術以外で大人になる方法はないの?
それを聞いて祝福に訪れた大人たちは一斉に少女を避難する。
大人の皆に謝りなさい、偉大な手術を馬鹿にした。
あの旅人が要らぬことを吹き込んだせいだ。
父親はキノに詰め寄る。
どんな国にも仕来りがある、余所者は口出ししてはいけない。
父親は少女を処分すると包丁を取り出してきた。
子供は親の所有物だから、何をしても許される。
キノが少女を庇って刺されてしまう。
モトラドが少女に話しかける。
生き残って手術を受けるくらいなら死んだほうがマシ。
もう一つ術がある、モトラドに乗って逃げるんだ。
少女はモトラドに乗って出国する。
僕はキノ、君の名はエルメスだ。
---最終回 「羊たちの草原」---
キノ誕生秘話でした。
声で初めからバレていると言えば言える。
歌が上手い設定はチョット辛かった、代役を探せば良かったのに。
面白いエピソードだけれど、少女が手術を拒否する理由が弱いかな。
もう少し、強烈な願いが欲しかった。
歌手になりたいと本気で思う気持ちの変化のほうが良かったかも。
大人の国の大人の思考が子供だったのが皮肉でしたね。
12歳で大人になると、仕方ないとでも言わんばかりな皮肉的なエピソードでした。
出国して外の世界を知った少女、青空と世界が変わった演出は見事だった。
出国して外の世界を知った少女、青空と世界が変わった演出は見事だった。
少女の本名は花の名前で一文字変えてからかわれる、何でしょうね。
英語のサブタイトルが毎回、真実を告げてますね。
キノの旅 -the Beautiful World- BS11(12/08)#10
第10話 優しい国 Tomorrow never comes
これから向かう国は旅人には評判の悪い国。
エルメスの意に反して評判が悪いから行くキノ。
いつものように3日の滞在を伝えるととたんに表情が和らぐ警備兵。
入国すると国民が総出で出迎えてくれる。
宿を尋ねると、皆が口々に教えてくれる。
ホテルの娘、さくらが案内してくれる。
素晴らしい部屋に通され、さくらが案内人として教えてくれる。
先ずはパースエイダー・スミスを訪れ拳銃の調整を依頼する。
朗読劇を鑑賞、わざわざ初めから再演してくれる。
噂とは異なり国民総出で旅人を歓迎してくれる国だった。
カノンを受け取りに行くと、最初のときのような感触で完璧なレストアだった。
師匠を知っているかと問われて知らないと返答する。
かつて店主も旅人だった時に使用した、森の人と呼ぶ自動拳銃を
旅に連れて行って欲しいと頼まれて了承する。
急に態度が変わって親切にホルスター調整や試射で癖まで教えてくれる。
さくらは最後に見せたいところと、高台から夕焼けを見せてくれる。
案内人として初めて見せる光景らしい。
帰ると両親がさくらも旅人になってからホテルを継いでも良いと話すが、ここで学びたい。
3日目の出発日に結婚式が執り行われていた。
新婦が撒く種を手にすると次に結婚できるらしい。
運だけは良い、キノが手にしてさくらにプレゼント。
警備兵が出国だと告げると延長したいと言い始めるキノ。
当初の申告どおりに出国、宿の主人が夕食と朝食までプレゼントしてくれる。
国民に教えられた尾根で眠っていると火山が噴火して火砕流が発生する。
国を火砕流が襲い焼き尽くされる。
翌日の食事に店主の手紙が同封されていた。
彼らは火砕流の発生を1ヶ月前に予測していた。
国を捨てることを大人は誰も選ばなかった。
国民は最後に旅人に此の国を覚えていてもらおうと考えた。
でも今まで旅人に不遜な応対をしてきたので、訪れる人は減る一方。
せめて、さくらだけでも旅人として助けようと思ったが本人が望まなかった。
さくらを預けられなくてホッとしているキノ、それはエゴだ。
もう一通の手紙を発見する。
それはさくらからの手紙で、種はあなたのものです。
彼女は密かに大人だけが知る国の最後を知っていた。
---次回 「大人の国」---
今回は評判が悪い国なのに優しすぎるほどに優しい。
最後のドンデン返しを予測したが当たらなかった。
他の旅人はその国を独占したいから評判を悪く伝えたのかなとも思った。
火砕流を予測するのは無理ですが、国の滅亡を大人は知っていた。
だからキノにも尾根で休めと何度も言ったのでした。
でも子供も知っていたのでした。
旧作のさくら役が今回のキノなので予告でのメタ発言の謎が解けました。
キノが師匠を知らないと答えたのは恨まれていることも多いからだろうか。
あのパースエイダー・スミスも自分の子供のような存在をキノに託した。
拳銃なのでエゴでもなく、利用価値が高いので受け取ったキノでした。
人は死に際の最後には優しくなれる、そんな感じのエピソードでしたが、
初めから優しくしていろよ的な反面教師でもあるのでしょうね。
考えれば、今まで不遜な態度をとっていたのに、覚えてもらいたいから
考えれば、今まで不遜な態度をとっていたのに、覚えてもらいたいから
手のひら返しで優しくするのも如何なものかとは思う。
さくらの可愛さ、優しさ、不憫さでかなり緩和されている。
キノの旅 -the Beautiful World- BS11(12/01)#09
第9話 いろいろな国
山賊の話
山を走行する旅人を監視して値踏みする少年と長老。
バギーに乗るシズ一行は襲えると判断するが40点。
シズは刀の使い手だがライフルには勝てない、しかし少女が手榴弾を持っている。
犬も我々が潜むのを嗅ぎ当てるので望ましい相手ではない。
キノがやって来た、可愛い少女なので簡単だと少年。
0点じゃ、一人で旅をしているということは、それなりに腕に覚えがあるはず。
そもそも見張りを始めたのは長老だった。
昔、通りかかった師匠たちを襲って逆に酷い目にあった反省だった。
徳を積む国
この国には徳ポイントなる制度がある。
良いことをして誰かが申請すればポイントが貯まる。
それは寄付でも席を譲るでもなんでも良い。
ポイントは身分証明書に自動で溜められていく。
犯罪者は逆にポイントがマイナスとなる。
ポイントを大量に溜めた人は犯罪を犯しても相殺されて無罪になる。
キノに説明してくれた老人は先月まで、この国の大統領を務めていた。
なので人を殺害しても無罪になるだけのポイントが溜まった。
だが殺したい相手が居ない。
それで旅人のキノを殺すつもりで声を掛けた。
だからキノはリボルバーから手を離さない。
赤ちゃんを抱き上げる先程の元大統領、私のような人生を失敗した男にはなるなよ。
料理の国
料理が盛んな国にさすらいの料理人が訪れると情報が届いた。
この国の名物料理を作ってもらおう、枯れ葉色のコートを着ているらしい。
キノが勘違いされてしまうが、名物料理を伝授する。
辛くて酸っぱくて美味しくないが名物料理となった。
師匠もキノには調理をさせないのだった。
ある旅人が鶏肉のキノ焼きを改良した、女子供にも美味しく食べられる。
シズが訪れると名物の鶏肉のキノ焼き、キノ焼きマイルドを勧められる。
ティーの願い
願い事を短冊に書くと願いが叶うと渡される。
シズは役所で移民に関して尋ねるのでティーが願い事を書く。
内容は、皆の願い事が叶いますように、だった。
そんな願い事なと叶うはずがないと知っていたから。
移民は受け入れていない国だったので出国するシズ。
美しい記憶の国
師匠曰く忘れられない国に入国するので楽しみなキノ。
通り過ぎたの?
エルメス曰く、3日間滞在して楽しそうに過ごして出国した。
この国は入国時に同意書にサインしなければいけない、それは出国時に薬で記憶を削除すること。
滞在中に、そのことを封筒に書き記していた。
滞在中の楽しげな様子が絵で残されていた。
エルメスはモトラドなので記憶は残っているが、約束したから教えない。
師匠は教えることが出来ない人なんだと入国時にも告げたキノだった。
アニメなあとがきの国
14年前のアニメ化の際に出版された最新作のあとがきに
あとがきもアニメ化されると良いなと書いた。
---次回 「優しい国」---
適当なサブタイだと思ったら、短編集でした。
師匠は迂闊に手を出すと酷い目に遭う。
キノの料理は壊滅的。
ティーは冷めた女の子で毒舌家。
最高のもてなしをされても記憶が残らないのなら行く必要はないと思う。
原作者の願いが叶ったアニメ化でした。
アニメスタッフは原作大好きなのが良く分かる。
作画も中の人も前作を上回っているから。
あとがきで有名な作家は多い。
あとがきで有名な作家は多い。
私の知る最初の作家は故・平井和正さん。
キノの旅 -the Beautiful World- BS11(11/24)#08
第8話 電波の国 -Not Guilty-
シズの傷も癒えてティーを連れて出発する。
シズの旅には永住する目的がある。
なので国を見て回って詳しく知る必要がある。
くれぐれも行動は慎重にとティーに釘をさす。
入国した国は治安も良さそうで住民も穏やかそう。
役所で詳細を調べると旅人でも働いて納税すれば住むことも可能だと判明する。
街で生徒を殺害した男が次の目標を探してやって来た。
シズが気絶させて取り押さえると、学園には多数の死体が転がっていた。
警察署長と話すシズ、この国には電波のせいで犯罪が発生すると説明する。
かつて奴隷が大量に集められた国で、彼らの頭部に機械が埋め込まれた。
それにより奴隷を使役してきたが突然解放された。
それでも電波基地が残り電波で本人の意志とは関係なく犯罪を犯す者が現れる。
犯罪者は入院して検査、治療される。
シズは電波基地の破壊を申し出る。
機械が子孫にまで遺伝するはずがないと信じていた。
電波基地周辺は、立入禁止区域で接近すれば電波が強くなり対応できないと信じられていた。
到着したシズは壊された電波基地を見る、証拠の写真を撮影して帰る。
マスコミも集まり、結果を尋ねられる。
既に壊されていたと真実を告げると、シズの言葉を誰も信じない。
逆に不審者扱いになり取り押さえられそうになる。
ティーが赤ちゃんを人質に手榴弾で脅す、私たちの邪魔をするな。
仕方なく、もう限界だ、自分を制御できない、早く出国させてくれと脅す。
人質は署長と交換して出国後に開放する。
私は隣の新しい基地の出力を最大に設定してきました。
その混乱に乗じて国を乗っ取るつもりでしたが、失敗しました。
今後はどうなるのか分かりませんよ。
ティーの一日
次の国の治安は悪いのでティーを置いて働きに出るシズ。
陸が1日ティーの面倒を見て共に過ごす。
朝食はクロワッサンにマーマレードジャム、陸が食べ方を教える。
外出するので一緒に歩く、影を踏んで追いかけてきた。
でも太陽が傾き影を踏めなくなったので戻る。
マーマレードクロワッサンを陸にも分けるティー。
思った以上にティーは一人で生きようと考えて行動している。
影は船の中の支配者の影を意味して、追いかけてこないことを確かめた。
仲間には食料を分け与えるものと思っているようだ。
陸はシズを守るためならティーを殺害することも厭わない考えだった。
翌朝出発する、一緒に行こう、陸は仲間だ。
---次回 「いろいろな国」---
最初の電波の国は、文字どおりに国民が電波でした。
発表当時は電波ソングなどの”電波”が流行っていた時期だろうか。
言動がおかしい者を電波を受信する危ない奴と揶揄する事があった。
それを、そのままエピソードに描いた感じで古さを感じる。
流行りを取り入れるとあとで振り返ると厳しい事もある思う。
電波基地から戻ったシズは空気を読んで基地を壊してきましたと写真を
見せられるキャラじゃないのが世渡り下手だと思う。
そして中途半端な優しさが新しい電波基地が存在したと伝えるところですね。
電波基地から戻ったシズは空気を読んで基地を壊してきましたと写真を
見せられるキャラじゃないのが世渡り下手だと思う。
そして中途半端な優しさが新しい電波基地が存在したと伝えるところですね。
後半のティーの一日はもっと、弾んだ楽しいエピソードになるかと
思ったけれど、ティーと陸が仲間になったエピソードでした。
ティーは辛い環境で育っただけに、生存が一番大事で、楽しむことは
これから学ぶようですね。
陸と会話が弾むと面白くなりそう。
キノよりもティーと陸をもっと眺めていたい気になる。
キノの旅 -the Beautiful World- BS11(11/17)#07
第7話 歴史のある国 -Don't Look Back-
ホットドッグを食べながら師匠との訓練に負けたことを思い出すキノ。
そして今度訪れる大きくて立派な時計塔のある国での師匠のエピソードを語り始める。
師匠は弟子と旅をしていた。
その時計塔のある国で宝石を現金化する予定だった。
町には警官が溢れて嫌な予感がしたのだった。
こんな国では権力者側が腐っている可能性が高い。
余り目立つなと命じたが、弟子は逮捕されてしまった。
違法薬物の不法所持が逮捕理由だった。
旅人なので国外退去を願うが提示金額では足りないと釈放を断られる。
師匠は弟子を置いて出国することを了承する。
面会には十分な金額を提示できたので最後に別れの言葉を交わす。
弟子が所有していて開けたことのない箱、そこにはサイレンサーや毒物、暗視スコープ、
ワイヤー等の暗殺道具が入っていた。
師匠は、その国を出国して密入国する。
街中のゴミ箱を発火させて警備を手薄にする。
弟子を脱獄させて、その後の行動を尋ねる。
三日後に出国することだけは正解、それまで隠れるのではなく
実力をいかんなく発揮することが師匠の正解だった。
警官も出払って警備が薄くなった武器庫で武器や弾薬を拝借して食料も調達する。
その国で最も高い時計塔の最上階に立てこもり、エレベータは使用不能とした。
時計塔は警察の本部でもあった。
出払っていた警官が戻ってきたので命に別状のない腕や足を狙撃した。
助ける者や帰る者は撃たなかった。
国のシンボル的な存在の時計塔が占拠され進入禁止となり大騒ぎとなった。
警察は威信と面子を賭けて奪還作戦を展開する。
しかしTVで放送されて行動予測が容易になった。
3日後に警察は退去して欲しいのでと和解案を提示する。
高額な和解金を提供させて出国した。
その国に入国したキノは石碑を発見する。
かつて政治腐敗していた国を救った2人の旅人の石碑だった。
歴史の教科書にも掲載されている英雄扱いの旅人だった。
それを説明してくれた老人も足を負傷していた。
老人男性には足を負傷した人が多かった。
エルメスが告げる、師匠が訪れたらどうするだろうね。
思わずバイクを止めて振り返るキノ。
---次回 「電波の国」---
悪くはないけれど…なエピソードです。
政治腐敗、警察腐敗を窘めたのですが、ある意味、力づくなのが残念。
もう少し知恵でなんとか正して欲しかった。
ただ2人の旅人に出来るのは重要拠点の占拠しか無いと言われれば
そうだとは思う。
そうなのだが、痛快さが薄いとも思える。
キノとの訓練時の師匠が年を取り、白髪だったので、若い頃の師匠が
黒髪だったのは最初、分かりにくかった。
若いことから銀髪でも良かったと思う。
特にモノトーン映像だけに相棒と含めて初登場にも思えて
余計に分かりにくかった。
尺の都合なのは理解できるが、最初の設定説明には尺を使って欲しい。
キノのソーセージに絡むエピソードはカットしたほうが良かったと思う。
まあ、原作既読者、1期のファン向けのリメイク作品なので
どちらにも知らない者には厳しい作りですよね。
キノの旅 -the Beautiful World- BS11(11/10)#06
第6話 雲の中
宗教国家でお金が足りず代金の一部を奴隷で払った。
宗教国家だけに残酷だと考える行商人たち。
広場で食事の支度を始める、こき使われる奴隷少女。
彼女に恨んでいないのかと気持ちを尋ねる男たち。
誰も恨んではいない、教祖様が自分の将来を思っての行為。
私は試されているのです、美しい国が出来る。
私は人を憎んだり恨んだり殺したりはしない。
殺されるなら笑って死んでいく、相手もその時分る。
摘んできた野草を洗う時に何かを思うが思い出せない。
完成したスープを食べる直前に思い出した、毒があると。
必死で伝えようとするが伝わらない。
それなら自分も一緒に死のうとするが礼儀知らずだと子供が石を投げて食べられなかった。
毒が入っているので食べるなと伝えるが、煩いと殴られて気絶する。
雲の前で -Eye Opener-
目覚めると、子供は奴隷を殺させて欲しいと父に頼む。
強くならないといけないので、奴隷を鞭打って殺すことに慣れたい。
父親は、子供に許可する、大きくなったと嬉しそうに。
けたたましい声で奴隷が叫ぶ。
全員が次々に倒れて死亡する。
男が1人だけ生きていた、野菜嫌いだったから。
私はあの時、死ねばいいと思ってしまった。
毒草を伝えるのが遅く、自分も死のうとしたと説明する。
私を殺して下さい。
男は首輪の鎖を蓮するが、ライフルを持つ力も残っていなかった
奴隷にライフルの打ち方を教える、
自らを撃たせる。
お前が言ったとおりだった、いつか分かるさ。
モトラドが話しかける、行商人一行が亡くなったのは運が無かっただけだ。
仮に奴隷が毒を伝えても奴隷の言うことなど誰も信じなかった。
どうやったら私は死ねるの?
それは簡単だ、生きることだ。
人間は生きていれば、いつか必ず死ねる。
そう、私は先ず生きないといけないのね。
トラックの運転方法を教えてやる、金目の物も集めろ。
キノは行商人一行が亡くなった場所を訪れた。
あまり見たくないな景色、霧が立ち込める。
あの日から -when I was born-
彼女ほどの成功者は居ない。
彼女は、この国で全てを打ち明けて移民者として受け入れられた。
カメラマンとなり幸せに暮す。
フォトと呼ばれ、モトラドはソウと呼ばれて共に暮らしている。
---次回 「歴史のある国」---
今回は少女フォトのエピソード。
宗教国家に支払い代金の一部として売られた奴隷少女。
そんな、あり得ないような酷い扱いに、少女に真意を訪ねる男。
誰かを恨んでもおかしくない状況。
でも少女は疑うことも恨むこともない。
教祖様の行為は全て意味があり正しい。
そんな少女が偶然にも毒草を食べずに生き残る。
それを聞いた男が笑って死ぬ、いつか分かると少女の言葉を返すように。
つまりは男の持論は正しくなかった、少女が正しいと言いたいように。
ソウは自分が走りたいので生きろと言ったのでしょう。
死ぬためには生きろと告げて走る欲望を満たされたのでした。
でも少女も殺されると分かった時の叫びは壮絶でした。
それは生きたい、死にたくないと願うような叫びでした。
そして嘘もつかず成功したフォトでした。
多分に理想の教義のようなエピソードでした。
モトラドのソウはモトコンポ、シティに搭載できるバイクです。
「逮捕しちゃうぞ」では夏美の愛車として登場して活躍してました。
宗教国家でお金が足りず代金の一部を奴隷で払った。
宗教国家だけに残酷だと考える行商人たち。
広場で食事の支度を始める、こき使われる奴隷少女。
彼女に恨んでいないのかと気持ちを尋ねる男たち。
誰も恨んではいない、教祖様が自分の将来を思っての行為。
私は試されているのです、美しい国が出来る。
私は人を憎んだり恨んだり殺したりはしない。
殺されるなら笑って死んでいく、相手もその時分る。
摘んできた野草を洗う時に何かを思うが思い出せない。
完成したスープを食べる直前に思い出した、毒があると。
必死で伝えようとするが伝わらない。
それなら自分も一緒に死のうとするが礼儀知らずだと子供が石を投げて食べられなかった。
毒が入っているので食べるなと伝えるが、煩いと殴られて気絶する。
雲の前で -Eye Opener-
目覚めると、子供は奴隷を殺させて欲しいと父に頼む。
強くならないといけないので、奴隷を鞭打って殺すことに慣れたい。
父親は、子供に許可する、大きくなったと嬉しそうに。
けたたましい声で奴隷が叫ぶ。
全員が次々に倒れて死亡する。
男が1人だけ生きていた、野菜嫌いだったから。
私はあの時、死ねばいいと思ってしまった。
毒草を伝えるのが遅く、自分も死のうとしたと説明する。
私を殺して下さい。
男は首輪の鎖を蓮するが、ライフルを持つ力も残っていなかった
奴隷にライフルの打ち方を教える、
自らを撃たせる。
お前が言ったとおりだった、いつか分かるさ。
モトラドが話しかける、行商人一行が亡くなったのは運が無かっただけだ。
仮に奴隷が毒を伝えても奴隷の言うことなど誰も信じなかった。
どうやったら私は死ねるの?
それは簡単だ、生きることだ。
人間は生きていれば、いつか必ず死ねる。
そう、私は先ず生きないといけないのね。
トラックの運転方法を教えてやる、金目の物も集めろ。
キノは行商人一行が亡くなった場所を訪れた。
あまり見たくないな景色、霧が立ち込める。
あの日から -when I was born-
彼女ほどの成功者は居ない。
彼女は、この国で全てを打ち明けて移民者として受け入れられた。
カメラマンとなり幸せに暮す。
フォトと呼ばれ、モトラドはソウと呼ばれて共に暮らしている。
---次回 「歴史のある国」---
今回は少女フォトのエピソード。
宗教国家に支払い代金の一部として売られた奴隷少女。
そんな、あり得ないような酷い扱いに、少女に真意を訪ねる男。
誰かを恨んでもおかしくない状況。
でも少女は疑うことも恨むこともない。
教祖様の行為は全て意味があり正しい。
そんな少女が偶然にも毒草を食べずに生き残る。
それを聞いた男が笑って死ぬ、いつか分かると少女の言葉を返すように。
つまりは男の持論は正しくなかった、少女が正しいと言いたいように。
ソウは自分が走りたいので生きろと言ったのでしょう。
死ぬためには生きろと告げて走る欲望を満たされたのでした。
でも少女も殺されると分かった時の叫びは壮絶でした。
それは生きたい、死にたくないと願うような叫びでした。
そして嘘もつかず成功したフォトでした。
多分に理想の教義のようなエピソードでした。
モトラドのソウはモトコンポ、シティに搭載できるバイクです。
「逮捕しちゃうぞ」では夏美の愛車として登場して活躍してました。