芥川賞の佐藤厚志さん「震災どう描けるか考えてきた」 会見詳報

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河合真美江
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 第168回芥川賞が19日発表され、井戸川射子さん(35)の「この世の喜びよ」と、佐藤厚志さん(40)の「荒地の家族」に決まった。佐藤さんの記者会見での一問一答は次の通り。

 ――いまの率直なお気持ちは?

 まことにありがとうございます。候補にあげていただいたときにすごくうれしくて、半分ぐらい達成感がありました。小説はどちらがいいと比べられるものだとは思っていないので、今回はまぐれというか、運がよくて受賞できたと思っています。

 ――どんな心境で結果を待たれましたか?

 本屋に勤めていますので、東京駅近くの店舗で緊張して待っていたという感じです。

 ――芥川賞に決まってどうで…

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この記事を書いた人
河合真美江
文化部|宝塚歌劇・文芸担当
専門・関心分野
女性の生き方、宝塚歌劇、グリーフケア