横浜駅がスルーされる心配は? 専門家に聞く相鉄・東急直通線の効果
相模鉄道(横浜市)と東急電鉄(東京都)の新線「相鉄・東急直通線」が18日、開業した。
開業するのは相鉄の羽沢横浜国大駅(横浜市神奈川区)から新横浜駅(港北区)を経由し、東急の日吉駅(同)までの10キロだ。
新線開業で新横浜駅のアクセスや沿線住民の通勤スタイル、さらに沿線の地価にどんな変化が生まれるのか。浜銀総合研究所主任研究員の佐橋官(つかさ)さんに聞いた。
――直通線開業はどのような影響がありますか。
まず新横浜駅の企業拠点としての魅力が向上します。すでに東海道新幹線で全国各地にアクセスしやすいという点では便利ですが、直通線で東京都心や神奈川県央の海老名市、さらに藤沢市にまで行きやすくなり、新横浜に立地しようという企業が増えることが期待されます。新横浜への通勤も便利になり、通勤圏が広がることも魅力を高める要素になります。
高齢化や人口減少に歯止めは?
二つ目は、直通線沿線地域の…
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- 【視点】
相鉄沿線に住む人にとって悲願だったこの日が、ついにやってきました。2019年のJRとの直通運転に加え、今回の東急との直通で異次元の便利さに。つい数年前までは、大混雑の横浜駅を経由しないと都心方面に出られませんでしたが、これからは都心の目的
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