真価が問われる「世代No.1」 東山・瀬川琉久の挫折と気付き

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高橋健人
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 高校男子バスケットボールの「世代No.1プレーヤー」。

 その呼び名にふさわしくあろうとしてきた。

 京都・東山で背番号5をつける、瀬川琉久(りく)。

 身長184センチ、体重74キロの2年生ガードとして司令塔を担う。抜群の得点センスもある。

 準優勝した7月の全国高校総合体育大会(インターハイ)では1人で5試合計120得点。準々決勝の静岡・藤枝明誠戦では35点をもぎ取った。

 鋭いドライブからぴたっと止まり、放つジャンプシュートは精度が高い。

 ゴール付近に迫れば、すらりと伸びる長い腕で相手のブロックを巧みにかわし、リングにボールをねじ込んでみせる。

 中学までは公式戦で「無敗」だったと言える。

 小学6年だった2019年3…

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この記事を書いた人
高橋健人
スポーツ部
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プロ野球、バスケットボール、ゴルフ、大リーグ