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　小学校受験をして、小中高一貫の兵庫県の女子校で学びました。小2のとき、父の仕事の都合で10カ月間オーストラリアで過ごし、日本人が他にいない環境だったのがよかったのか英語が得意になりました。ただ、そのほかの勉強は大嫌いでした。

　やりたいことは全力でやるタイプ。小学生の頃は、ヨット競技と脳トレの習い事にはまりました。母は、嫌なことはさせない人で、勉強嫌いな私でも楽しめそうと見つけてきてくれたのが脳トレ。習い事としては珍しいですよね。

　脳トレは小4くらいから中学生になるまで、週に1回1時間ほど少人数の教室に通っていました。紙にランダムに書かれた数字を順番に消すのに何秒かかるかとか、九つのマスに書かれている記号を覚えて書き出すとか。遊び感覚でしたが、集中力がつきました。今振り返ると、ヨットの大会で結果が出るようになったのも脳トレを始めた小学校高学年の頃からです。

　英語は小学校での授業のほか、自宅で字幕付きで洋画を見たり、英語の本を読んだりすることでスキルを維持しました。中学高校では速読の教室にも通いました。前のめりで通っていたのを覚えています。

スタートは漠然とした憧れ

　大学受験を意識して塾に通い…