第9回4歳でラケット握った早田ひな 世界で勝つための年1300時間練習

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鈴木健輔
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 「かわいらしい女の子」。体が特別大きいわけでも、吸収が早いわけでもない。

 卓球パリ五輪代表に選出された早田ひな(23)=日本生命=を初めて見た、「女先生」の感想だ。

 女先生とは、石田千栄子さん(71)。福岡県北九州市の「石田卓球N+」ではそう呼ばれている。卓球を習い始めた姉・すみれさんの後ろについてきていた早田も、4歳でラケットを握った。

 石田卓球は女先生と、夫で「男先生」と呼ばれる真行(まゆき)さん(71)が産院だった建物を買い取り、1988年に立ち上げた。

 練習は週6日で、計26時間…

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