パリ五輪で輝いた選手の言葉「金より価値ある銅」「1%の可能性を」

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 17日間のパリ・オリンピックの期間中、アスリートはさまざまな思いを発してきた。印象に残った選手たちの言葉を紹介する。

     ◇

 「私がこの年齢でがんばることで、諦めずに続ける人がいたらいい」

 日本柔道界で史上最年長となる31歳11カ月で金メダルをつかんだ、女子48キロ級の角田夏実

 「妹の分までやっぱり兄が頑張らないと、っていう気持ちで一日頑張りました」

 2回戦で一本負けをした妹の詩を思い、柔道の男子66キロ級で2連覇を果たした阿部一二三

 「新しい歴史を見られて、僕は幸せです」

 体操男子個人総合で2連覇を…

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    中川文如
    (朝日新聞コンテンツ編成本部次長)
    2024年8月12日8時34分 投稿
    【視点】

    光も影も、いまという時代のオリンピックは様々な問題を抱えています。それでも、トップアスリートたちのパフォーマンスに、噓はないのだと思います。それがアスリートたちのパーソナルベストだったとしても、そうじゃなかったとしても。そして、すべてを出し

    …続きを読む