1人当たり所得1位はいなべ市の365万円 三重県の市町民経済計算
三重県内の29市町で2021年度、1人当たりの市町民所得が最も高かったのは、いなべ市で365万4千円だった。その自治体の経済力を表す市町内総生産は四日市市が2兆931億円で、2位の津市の約1・7倍だった。
県が今年2月公表の21年度県民経済計算をもとに、各種の統計数値を使い推計した。
市町内総生産は高い順に、①四日市市2兆931億円②津市1兆2465億円③鈴鹿市8563億円。上位3市の総生産合計は県内総生産の5割近くを占め、比較可能な11年度から順位は変わっていない。
低い順は、①度会町156億円②大紀町198億円③御浜町206億円だった。
木曽岬町や玉城町は建設業や製造業が増え、それぞれ389億円、1067億円で前年度比22・6%、19・4%の伸びとなった。逆に御浜町は206億円で前年度比9・3%減、尾鷲市も536億円で6・5%の減となった。
1人当たりの市町民所得は高い順に、①いなべ市365万4千円②四日市市361万1千円③川越町351万3千円④朝日町335万円⑤桑名市328万4千円だった。いなべ市は3年ぶりの1位となった。
低い順は、①大紀町223万5千円②南伊勢町224万5千円③御浜町232万8千円④紀宝町233万4千円⑤熊野市236万5千円だった。
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