ネットどぶ板の効果あり? SNS重視層の支持政党は 朝日世論

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磯田和昭
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 10月の衆院選で躍進した国民民主党玉木雄一郎代表自ら「ネットどぶ板」と称したSNSを重視した選挙戦術が功を奏したのでしょうか。衆院選前後の朝日新聞社の全国世論調査(電話)で探ってみました。

 国民民主の政党支持率は10月の石破茂内閣の発足直後の調査(1、2日)では2%だったのが、衆院選直後の調査(11月2、3日)では一気に10%に増えました。自民26%、立憲13%に次ぐ3番手につけたのです。

 いずれの調査でも政治に関して、SNSや動画サイト、いわゆるソーシャルメディアの情報を重視しているかどうか質問しています。「重視している」と答えた人は組閣直後の調査で28%、衆院選直後の調査で29%とざっと3割を占めています。

 これらのソーシャルメディア重視の人の国民民主の支持率を見てみました。すると、組閣直後には2%だったのが、衆院選直後には18%に急増しているのです。

 衆院選後には、ソーシャルメ…

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    常見陽平
    (千葉商科大学准教授・働き方評論家)
    2024年11月8日12時9分 投稿
    【視点】

    ■これはまだ「ネットどぶ板」ではない。  磯田和昭の慧眼に圧倒された。やはり、私は朝日新聞を読み続けなくてはならないと確信した。「ネットどぶ板」という言葉に膝を乱打し、首をヘドバンしてしまった。  「ネット選挙」が解禁されてから11年になる

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