将棋・谷川十七世名人、1400勝なるか 関西将棋会館「最後の日」
将棋棋士の西日本の拠点、大阪市福島区の「関西将棋会館」で11月28日午前10時、同所での最後の対局が始まった。老朽化のため、大阪府高槻市への移転が決まっており、新「関西将棋会館」では12月3日から対局が行われ、アマチュア向けの将棋道場や将棋グッズを販売するオフィシャルショップも同日にオープンする。
大阪・福島の関西将棋会館での最後の対局として組まれているのは、「第18回朝日杯将棋オープン戦」(朝日新聞社主催)の本戦入りを決める対局や、「第83期名人戦・B級1組順位戦」(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の9回戦のうち2局など。
注目は、朝日杯で対局する谷川浩司十七世名人(62)。仮に、午前10時からの服部慎一郎六段(25)との対局で勝利して、午後2時からの対局へ進出し、そこで、午前に指される朝日杯のもう1局、菅井竜也八段(32)―石川優太五段(30)の勝者を破れば、この日、2勝を積み上げ、史上3人目となる通算1400勝へ到達となる。
神戸市出身・在住の谷川十七…
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