1月2日放送のトーク番組「上沼×サンドの出すぎた杭は打たれない」（日テレ系、午後4時5分）で悩める芸能人の相談に乗るMC上沼恵美子さん（69）は、かつて姉の芦川百々子さん（75）と漫才コンビ「海原千里（せんり）・万里（まり）」を結成し、しゃべくり漫才などで人気を博しました。結婚を機に約6年で解散した姉妹が令和になって再び共演し、動画配信の世界で活躍しています。若手時代は苦労を重ねたという2人に、昭和に戻ったつもりで、マシンガントークしてもらいました。

　――1977年に人気絶頂のさなか、約6年でコンビを解散しました。3年前からまた一緒に活動を始めたのはなぜですか。

　上沼恵美子　住んでるところが大阪と東京で離れてるから、姉妹で会うときって親族の葬式ぐらいしかなかったんですよ。それがちょっと嫌でね。元気なうちに、お姉ちゃんと会いたい。遺影になってるお姉ちゃんは見たくない。それで私のユーチューブ「上沼恵美子ちゃんねる」にゲストで出てもらうようになったんです。2人で人生相談に乗ったり料理を作ったり。有馬温泉なんかも行ってね。

　芦川百々子　しょっちゅう出させてもらってるので、もうちょっとしたレギュラーです。最近、動画の再生数が気になるようになってん。

うける傾向、わかりました

　上沼　視聴率と一緒やないの、それ。私はずっと視聴率と生きてきたけど、ユーチューブなんかなんともないわ。嫌なら見るな、帰れって言うたろかな、今度動画で。撮影終わりの打ち上げのためにやってます。焼き肉とかカニとかね。楽しみがなかったらアホらしくてできません。タダやのにねえ、偉そうに。コンサートに来てくれるお客さんとは大違い。「えみちゃーん！」やもん。

　芦川　そんなん言うたらまた怒られるで。でも再生数が低かったら、どこが悪かったんやろ、私のせいやわとか思ってしまうわ。コメントも何を書かれてるか気になるし。

　上沼　人生経験は豊富やし…