タワー式駐車場で車が落下、下敷きの作業員死亡 定期点検中に 神戸

原野百々恵 小田健司
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 27日午後3時半ごろ、神戸市中央区下山手通5丁目のタワー式の立体駐車場で「車が落下して作業員が下敷きになった」と作業員から119番通報があった。

 兵庫県警生田署によると、男性作業員2人が巻き込まれ、このうち下敷きになった1人の死亡が確認された。もう1人(29)も搬送されたが、命に別条はないという。

 事故当時、3人の作業員が駐車場の定期点検にあたっていた。作業員の1人が、車を載せた台座をリモコン操作で動かした際、何らかの原因で約8メートルの高さから台座ごと落下し、2人が巻き込まれたとみて署は詳しく調べる。車には誰も乗っていなかった。

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この記事を書いた人
小田健司
神戸総局|事件・調査報道担当
専門・関心分野
権力監視、原発、公共事業、ボブ・ディラン