看板商品の進化版「牛肉どまん中・塩味」駅弁人気1位に JR東管内
吉田耕一
JR東日本管内の駅弁人気を競う「駅弁味の陣2024」で、総合評価1位の「駅弁大将軍」に山形県の「牛肉どまん中・塩味」、同2位の「駅弁副将軍」に山梨県の「小淵沢駅120周年記念弁当」が選ばれた。どちらも地方の老舗の新作だ。
大将軍は新杵屋(米沢市)の牛丼風駅弁。県産米「どまんなか」の上に牛そぼろと牛肉煮を敷き詰めた看板商品の進化版だ。牛そぼろと牛肉煮の味付けを変えたと言い、広報担当者は「しょうゆ味のそぼろと和風塩味の肉。2層の味を楽しんで欲しい」とPRする。
税込み1480円。11月からJR米沢駅や山形駅で販売中。同社は味の陣2013で大将軍(牛肉どまん中)、23で副将軍(同カレー味)を受賞している。
副将軍は丸政(山梨県北杜市)の期間限定駅弁。小淵沢古代米ご飯や甲州ほうとうグラタン、ワインビーフシチューなど、名物を生かした品が並ぶ。開業120周年を迎えたJR小淵沢駅の駅員らのアンケートを基に地元の老舗が作ったという。
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