世界遺産マチュピチュ村、初代村長は福島からの移住者 記念の上映会
日本人がペルーに移住して今年で125年を迎えるのを記念し、ペルー映画の上映会が今月、福島県川俣町と福島市で開かれる。
日本人がペルーに初めて集団移住したのは1899年。1923年には大玉村出身の野内与吉が世界遺産で有名なマチュピチュ村に移住し、初代村長を務めた。ペルーで研究生活を送った経験がある猪苗代町出身の細菌学者、野口英世にちなんで名付けられた日系人学校があるなど、ペルーは福島にゆかりがある。
ペルーのことを知ってもらおうと、今回は3本のペルー映画を上映する。12~14日には川俣町の鶴沢公民館で、ペルーの異なる三つの地域でペルー音楽を守り続ける人を追った「わたしはここにいる」が上映される(12、13日は午後1時、14日は午後6時半上映開始)。
18~24日には福島市の「フォーラム福島」で68年のペルー革命で実施された農地改革の是非を問うドキュメンタリー映画「革命する大地」と、アンデス山脈で暮らす老夫婦を描いた「アンデス、ふたりぼっち」が上映される。19日午後0時10分の回の上映後には、ペルー映画を専門に配給する「ブエナワイカ」代表の長沢義文さんのトークショーがある。
問い合わせはブエナワイカ(buenawayka@gmail.com)へ。
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