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けた絵本「マザー・グースのうた」（谷川さん翻訳、草思社）に掲載されたものです。（担当 編集委員・吉田純子） ＊ 片山杜秀の蛙鳴梟聴（あめいきょうちょう）… …[続きを読む]
2024年12月20日5時0分
（ａｒｏｕｎｄ Ｓｔａｇｅ）「改変」オペラがあぶり出したもの 原典に忠実たれ、求める日本
しい世界をつかみたいと思うのか。日本という国に、前者の方が圧倒的に多いということだと思います」 ＊ 音楽評論家の片山杜秀さんはこう見る。「明治以降の教養主義がガラパゴス的に進化した結果…
2024年11月7日16時30分
（明日へのＬｅｓｓｏｎ）第１週：ブック 天皇観を逆転、反乱にも影響 『日本改造法案大綱』
の富を蓄積する財閥と結びつく政治家らを「君側（くんそく）の奸（かん）（天皇のそばの悪者）」と呼び憎んだ。政治思想研究家の片山杜秀さんは「当時の政党政治は産業構造を農業から工業中心へと転換させよ…
2024年11月7日5時00分
演出に「冒瀆」と批判も 「影のない女」が問う日本のオペラの現在地
通して何か新しい世界をつかみたいと思うのか。日本という国に、前者の方が圧倒的に多いということだと思います」 音楽評論家の片山杜秀さんはこう見る。「明治以降の教養主義がガラパゴス的に進化した結果…
2024年11月6日18時30分
片山杜秀さん、水戸芸術館の館長に 小澤征爾さんの後任
音楽評論家の片山杜秀さん（６１）が１日、水戸市の水戸芸術館の館長に就任した。２０１３年から指揮者の小澤征爾さんが館長を務めていたが、２月に亡くなった後は空席だった。 市芸術振興財団が運営する…
2024年11月6日5時00分
小澤征爾さん後任の3代目水戸芸術館長 初代の吉田秀和さんと深い縁
世界的指揮者の小澤征爾さんが館長を務めていた水戸芸術館（水戸市）の新館長に、音楽評論家で慶応大法学部教授の片山杜秀さん（61）が1日付で就任した。これに先立つ就任記者会見で「音楽、演劇、美術…
2024年11月4日7時00分
（評・音楽）ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、ＮＨＫ交響楽団 阿鼻叫喚と透明感、巨匠の気迫
解き放たれて飛翔（ひしょう）した。完全なる無重力的平安が開けた。 世界の今に烈々たるメッセージを送る巨匠の気迫に脱帽。（片山杜秀・音楽評論家）…
2024年10月24日16時30分
水戸芸術館長に音楽評論家の片山杜秀氏が就任へ 小澤征爾氏を継ぐ
水戸市芸術振興財団は16日、慶応大教授で音楽評論家の片山杜秀氏（61）が水戸芸術館の3代目館長に就任すると発表した。就任は11月1日付。前館長で、2月に亡くなった世界的指揮者の小澤征爾氏の後…
2024年10月16日18時30分
（評・音楽）リビングルームのメタモルフォーシス 演劇が詩劇へ、夢幻の音楽
を非日常がひっくり返してゆく過程に重なる。そこに今日的寓意（ぐうい）も見える。既成の芸術分野の壁を見事に破壊した傑作。（片山杜秀・音楽評論家）…
2024年10月3日16時30分
（片山杜秀の蛙鳴梟聴）ブルックナー生誕２００年 鵺のごとき交響曲、溺れすぎ注意＝訂正・おわびあり
静かに耳を傾け、世界を鳥瞰（ちょうかん）します。３カ月に１回掲載します。 ＜訂正して、おわびします＞ ▼１９日付文化面「片山杜秀の蛙鳴梟聴（あめいきょうちょう）」で、セイレーンの美声を聴いたの…
2024年9月19日5時00分
勝ち負け超え、広島で音楽する意味 異色の国際指揮者コンクール
めている出場者もおり、全体としてレベルは高い。指揮者の沼尻竜典、バイオリニストの荒井英治、作曲家の細川俊夫、音楽評論家の片山杜秀ら、さまざまな分野の第一人者が審査にあたり、予定時間を超えて議論…
2024年8月22日16時30分
広島だからこそ、問える「指揮者の仕事とは」 異色の国際コンクール
めている出場者もおり、全体としてレベルは高い。指揮者の沼尻竜典、バイオリニストの荒井英治、作曲家の細川俊夫、音楽評論家の片山杜秀ら、さまざまな分野の第一人者が審査にあたり、予定時間を超えて議論…
2024年8月22日7時00分
無意味な死許さぬ ドイツ歌曲の真骨頂をよみがえらせた名歌手の叫び
■片山杜秀の蛙鳴梟聴 クリストフ・プレガルディエン。ドイツのテノール歌手。彼が必死に歌う。いや、歌うというよりも語る。68歳だ。声に老いの影が忍び寄る。それをかえって武器にする。濁りを恐れない…
2024年6月21日8時00分
（片山杜秀の蛙鳴梟聴）ドイツ歌曲の真骨頂 無意味な死許さぬ、名歌手の叫び
クリストフ・プレガルディエン。ドイツのテノール歌手。彼が必死に歌う。いや、歌うというよりも語る。６８歳だ。声に老いの影が忍び寄る。それをかえって武器にする。濁りを恐れない。地声を剥（む）き出…
2024年6月21日5時00分
伊福部昭作品の真意を、後世へ 校訂行い動画発信、情報交換の場に
な譜面が後世に残される。 日本にはまだそうした継承のシステムがない。藍川の夫で、伊福部研究の第一人者でもある音楽評論家の片山杜秀は「伊福部に限らず、多くの日本の大作曲家の作品がしかるべき制度に…
2024年6月13日16時30分
（評・音楽）イリャン・チャンの世界 現代の響き、息づく韓国の伝統
響きと何とよく呼応することか。圧倒された。まさに半島のパワーだ。 音楽の華は一心不乱の持続力。そう思い知らされた一夜。（片山杜秀・音楽評論家）…
2024年6月13日16時30分
（書評）『大楽必易 わたくしの伊福部昭伝』 片山杜秀〈著〉
唆に富む話が満載だ。 評・望月京（みさと）（作曲家） ＊ 『大楽必易（たいがくひつい） わたくしの伊福部昭伝』 片山杜秀〈著〉 新潮社 ２９７０円 ＊ かたやま・もりひで ６３…
2024年4月13日5時00分
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